ハリル監督、劇的勝利に感極まりインタビューを遅らせる

2016年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ドラマティックな試合だった」

劇的な勝利に試合後、ハリルホジッチ監督は気持ちを落ち着かせてからインタビューに臨んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本2-1イラク/10月6日/埼玉

 タイムアップとともに、埼玉スタジアムが熱狂のるつぼと化した。後半アディショナルタイムに飛び出した山口蛍の劇的な決勝弾で勝利を収めた日本代表。通例、試合後のテレビインタビューはハリルホジッチ監督が先になるが、劇的勝利に気持ちが昂り、試合後すぐには応じられず、選手たちが最初にインタビューを受ける異例の展開となった。

 選手のインタビューが終わった後、しばらく気持ちを落ち着かせてインタビューに臨んだハリルホジッチ監督は、やや目を赤く潤ませていた。

 「ドラマティックな試合でしたけど、あきらめずに戦った選手を褒めたい。最後まで応援してくれたサポーター、国民に感謝したい」

 前回のホームUAE戦に敗れ、アウェーのタイ戦も多くの決定機を作りながら、2ゴールに終わった。周囲から不安の声も上がっていたが、「勝ったということが大事。これを続けていきたい」と、終了間際の劇的な勝利に前を向いた。

【日本 2 - 1 イラク|PHOTOギャラリー】劇的な一戦を写真で振り返る!
 
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