【ACL】UAE代表の10番オマルが躍動。鮮やかな個人技でアル・アインの先勝に貢献

2016年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

元広島のドウグラスが先制点、元鹿島のカイオがダメ押し弾を挙げる

1ゴール1アシストでアル・アインの先勝に貢献したオマル。チームを2005年大会以来の決勝に導けるか。(C)Getty Images

 9月27日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦のアル・アイン(UAE)対アル・ジャイシュ(カタール)が行なわれ、ホームのアル・アインが3-1で勝利した。
 
 試合は前半からワールドカップ最終予選で日本代表も苦しめられたUAE代表の10番オマルが躍動した。16分、左サイドでボールを受けたオマルがスピードに乗ったドリブルで相手DF2人を置き去りにし、ゴール前に柔らかいクロスを供給。それに元広島のドウグラスがヘディングで合わせ、アル・アインが先制に成功した。
 
 鮮やかな個人技から先制点をアシストしたオマルがさらに魅せる。21分、FKのチャンスを得るとキッカーはオマル。左足で放たれたシュートは綺麗な弧を描き、ゴールネットに突き刺さった。
 
 その後、52分にPKで失点したものの、アディショナルタイムには元鹿島のカイオが相手GKのファンブルを見逃さずにダメ押しゴールを決める。第2戦に向けて貴重な追加点を挙げ、ホームのアル・アインが3-1で先勝した。
 
 2005年大会以来の決勝進出に向けてあと一歩に迫ったアル・アイン。第2戦は10月19日(日本時間同18日)にアル・ジャイシュのホームで行なわれる。
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