90+7分。起死回生の同点ゴール
[U-17アジア杯]日本 1(3PK2)1 ウズベキスタン/5月19日/Hall Stadium Legends
9割9分、敗戦濃厚。時計の針は表示されていたアディショナルタイムの5分を回っていた。AT中にウズベキスタンの選手同士が接触した影響でプレーが止まっていたとはいえ、残された時間はほとんどない。ラストプレーを覚悟したなかで、0−1の状況をひっくり返す起死回生の同点ゴールが生まれた。
現地5月19日に行なわれたU-17アジアカップの準決勝。グループステージを首位で突破し、今秋のU-17ワールドカップ出場(グループステージの各組上位2か国の計8か国とホスト国のカタール)を決めているU-17日本代表は、ウズベキスタンと対戦した。結果は1−1で迎えたPK戦を制し、逆転勝利で2大会ぶりの決勝進出。そして、5度目の優勝にも王手をかけた。
試合を振り返れば、旗色はかなり悪かった。誤解を恐れずに言えば、負けゲームだったのは否めない。個人技で圧倒され、パワーとスピードも相手が上。「上手くいかなかった印象」と小野信義監督が振り返ったように、後半の途中までを見れば、勝利を持ってくるのはかなり難しいように思えた。
9割9分、敗戦濃厚。時計の針は表示されていたアディショナルタイムの5分を回っていた。AT中にウズベキスタンの選手同士が接触した影響でプレーが止まっていたとはいえ、残された時間はほとんどない。ラストプレーを覚悟したなかで、0−1の状況をひっくり返す起死回生の同点ゴールが生まれた。
現地5月19日に行なわれたU-17アジアカップの準決勝。グループステージを首位で突破し、今秋のU-17ワールドカップ出場(グループステージの各組上位2か国の計8か国とホスト国のカタール)を決めているU-17日本代表は、ウズベキスタンと対戦した。結果は1−1で迎えたPK戦を制し、逆転勝利で2大会ぶりの決勝進出。そして、5度目の優勝にも王手をかけた。
試合を振り返れば、旗色はかなり悪かった。誤解を恐れずに言えば、負けゲームだったのは否めない。個人技で圧倒され、パワーとスピードも相手が上。「上手くいかなかった印象」と小野信義監督が振り返ったように、後半の途中までを見れば、勝利を持ってくるのはかなり難しいように思えた。
コイントスでウズベキスタンに風上を取られた前半。日本は序盤から劣勢で、前半はシュートをわずかに1本しか打てなかった。相手に押し込まれる時間帯が続き、28分にエリア内で左CBエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18/2年)が相手FWを倒してしまう。このPKを決められ、リードを許した。
前半は劣勢が続き、迎えた後半。追い風を受けたが、思うように攻撃が仕掛けられず、頼みのエース・MF北原槙(FC東京/2年)にも良い形でボールが入らない。そうした状況下でMF白男川羚斗(名古屋U-18/3年)を投入。左足のスペシャリストを左WBに置き、クロス攻勢でゴールをこじ開けにかかった。徐々にリズムを掴んだものの、それでも肝心のゴールが生まれない。時計の針は刻々と進み、88分。ここから日本が勝利を手繰り寄せる策を打つ。
「アントニー、上がれ!」
ベンチからの指示で最前線に主将・右CB元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/3年)が上がり、途中出場で本職ではない右WBに入っていた星宗介(尚志高/3年)が3バックの右にスライド。元砂がFW齋藤翔(横浜FCユース/3年)と2トップを組み、3−4−2−1から変則的な3−5−2にシステムを変えた。直前合宿の地・エジプトでわずかに試しただけのスクランブルフォーメーションでゴールを狙い、190センチを誇る元砂の高さに全てをかけた。
前半は劣勢が続き、迎えた後半。追い風を受けたが、思うように攻撃が仕掛けられず、頼みのエース・MF北原槙(FC東京/2年)にも良い形でボールが入らない。そうした状況下でMF白男川羚斗(名古屋U-18/3年)を投入。左足のスペシャリストを左WBに置き、クロス攻勢でゴールをこじ開けにかかった。徐々にリズムを掴んだものの、それでも肝心のゴールが生まれない。時計の針は刻々と進み、88分。ここから日本が勝利を手繰り寄せる策を打つ。
「アントニー、上がれ!」
ベンチからの指示で最前線に主将・右CB元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/3年)が上がり、途中出場で本職ではない右WBに入っていた星宗介(尚志高/3年)が3バックの右にスライド。元砂がFW齋藤翔(横浜FCユース/3年)と2トップを組み、3−4−2−1から変則的な3−5−2にシステムを変えた。直前合宿の地・エジプトでわずかに試しただけのスクランブルフォーメーションでゴールを狙い、190センチを誇る元砂の高さに全てをかけた。




















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