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【三浦泰年の情熱地泰】なぜ本職ボランチは4人だったのか? 日本代表メンバー発表を見て感じたこと

カテゴリ:連載・コラム

三浦泰年

2026年05月17日

1000人いれば1000通りの26人がいてもおかしくない

W杯メンバー発表に臨んだ森保監督。時折目を潤ませながらの発表となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 小倉駅近くのスターバックスで、ワールドカップ日本代表の発表を14時から生で、スマホを通じて見守った。

 代表監督が選手の名前を読み上げる映像を見たのは初めてだったと思う。今までにも名場面のような、そうした瞬間は数多くあったはずだが、僕が見る気になったのは、やはり現場と少し距離を置く立場になったから、なのかもしれない。
 
 この誰が選考され、誰が落選するかというリアルな一瞬を他人事のように聞けるか、自分ごとのように感じるか…。他人事ではないが、少し興味を持ち、少し冷静に、感情を入れずに客観的に見られるような、そんな時が来たのだと思う。

 森保一監督が冒頭、ワールドカップ出場を目指しながらも、選ぶことはできなかった選手を気遣うコメントを述べてスタートする。関わった人たちへの感謝と、気遣いの言葉を長く添えてから一人ひとりの名前を読み上げた。こうした仕事も、代表監督として大きなプレッシャーの掛かる仕事のひとつなんだな…と思いながら、スマホの小さな画面から読み上げる森保監督の選んだ選手を確認した。

 読み上げられた選手に対して、周りのたくさんの人が反応するのは、これまでの歴史を辿っても理解できるところだ。そして今の時代、SNSというツールを駆使すれば、各人の26人を知らせることができ、その想いや考え方をアウトプットできる。

 これがどう作用するかは別として、きっと「想い」を発信できて、その人のストレスは少し解消できるのであろう。

 1000人いれば1000通りの26人がいてもおかしくない。

 例えば、森保監督のチームでプレーしたことのある選手がその1人に自分を選ぶ、入れることは幾通りの中のひとつであり、誰も責めることはできない。自分の主張を発信するのは自由だ。

 しかし、JFAが伝えていたこと、日本がまとまり団結して、ワールドカップで最高の目標に近づいていく――これを実際に実行するとなれば、この後は26人を支え、信じて、6月中旬から始まるワールドカップに向けて、その気持ちを信じられる状態に持って行かなければならない。

 それを大前提にメンバーを整理しよう。僕がどう見えたかの26人だ。誰がどうであるか? 誰がどのような状態であるかは、現場の人間でなければ細かい事は分からない。

 分かっているのは過去のデータ。過去に起こってしまった事。未来、ワールドカップ期間中にその選手がどうなるかは、分かるようでこれは分からない。だから、そうなるイメージを抱きながら現場が決める事だ。
 
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