• トップ
  • ニュース一覧
  • インドネシア戦で全得点に絡む大仕事! 2戦連続出場なしに発奮、U-17日本代表“攻撃の切り札”の知られざる胸の内「みんな喜んでいるなかで…」【現地発】

インドネシア戦で全得点に絡む大仕事! 2戦連続出場なしに発奮、U-17日本代表“攻撃の切り札”の知られざる胸の内「みんな喜んでいるなかで…」【現地発】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2026年05月13日

U-17W杯の出場権獲得に貢献

インドネシア戦で今大会初出場を果たした白男川。全得点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。写真:松尾祐希

画像を見る

[U-17アジア杯]日本 3-1 インドネシア/5月12日/King Abdullah Sports City Pitch A Stars

 誤解を恐れずに言えば、「何故なんだ」という感情があったとしても不思議ではない。

 負けん気が強く、ピッチに立てば結果を残す自信は誰よりもあった。そうした感情が時としてマイナスに働くケースも珍しくないが、2戦連続で出場機会が与えられなかった悔しさを発奮材料にしてMF白男川羚斗(名古屋U-18/3年)が躍動した。

 5月12日に行なわれたU-17アジアカップのグループステージ最終節。2連勝でインドネシア戦を迎えたU-17日本代表は、引き分け以上でU-17ワールドカップの出場権獲得&首位通過が決まり、敗れたとしても2点差以内であれば自力で2位抜けを決められる状況下だった。その大一番で輝いたのが、白男川だ。

 今大会初出場&初先発となったレフティは、3−4−2−1の左ウイングバックに配置されると、持ち前のスピードを活かした仕掛けと左足のクロスでチャンスを演出。28分に得意の高速クロスでMF恒吉良真(名古屋U-18/3年)の先制点をお膳立てした。

 1−0で迎えた59分にも左サイドから利き足で速いボールを蹴り込み、GKが弾いたこぼれ球に反応した和田武士(浦和/2年)の追加点に関与。70分に直接FKから1点を返されたものの、直後に三度、白男川が魅せる。CBエゼモクェチメヅェ海(C大阪U-18/2年)からパスを受けると、背番号18は左サイドからまたしても高速クロスを供給。GKとDFの間を抜いてファーサイドに通し、右ウイングバックのMF岡本新大(G大阪ユース/2年)のゴールをアシストした。

 終わってみれば、2アシストを含めて全ゴールに絡む大活躍。チームのW杯出場権獲得&首位通過に大きく貢献した。
 
 名古屋U-15からU-18に進み、チーム最年長の早生まれ組として今回のU-17アジア杯に参戦している白男川。大会前から「早く代表に呼ばれないかなと思っていた」というように、23年6月に行なわれたU-15代表の韓国遠征以降は日の丸を背負う機会がなかった。

 そして、巡ってきた今回のU-17アジア杯。今秋に開催されるU-17W杯の最終予選を兼ねた今大会で、実に2年11か月ぶりに代表へ復帰。モチベーションを高め、サウジアラビアの地に乗り込んだ。

 しかし、開幕後は苦しい状況に立たされる。「ゴールが欲しい場面で使いたい」という小野信義監督の狙いもあり、カタールとの初戦(3−1)もベンチスタートで、0−1の状況だった後半開始早々に一度ウォーミングアップを始めたが、51分に同点に追いついたことでピッチに立たずに終わった。続く第2戦も優勢に進めたため、“攻撃の切り札”に声がかかることなく試合終了。そうした悔しさは第3戦の前日に話を聞いた際にも見てとれた。

「本当に悔しい気持ちが強くて、2試合目に関してはみんな喜んでいるなかで、自分は素直に心の底から喜べないところがあった」

 だが、そうした感情を負に持っていかず、ポジティブなマインドを維持。小野監督から第2戦の前日に個別で檄をもらうなど、コーチ陣からもサポートを受けてインドネシア戦の活躍に結びつけた。

 インドネシア戦の前日に「2点取ります!」と宣言していたなか、ゴールという結果ではなかったが、全得点に絡んだパフォーマンスは特筆すべきものがある。「長所がはっきりしている」と指揮官が認めたように、左足と局面を打開する力は小野ジャパンでもトップクラス。次なる目標であるアジア王者に向け、一発勝負となるノックアウトステージでも白男川の活躍に期待したい。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

【画像】イングランドに初勝利の日本は何位? 最新FIFAランク20傑を一挙紹介!王国がトップ5から転落、8年ぶりに首位を奪取したのは…

【画像】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー

【記事】「決勝の後、全員でカップラーメンを食べた」中国女子代表主将が衝撃発言、“男女格差”に母国紛糾!「男子は3人のシェフがいて、毎日ナマコを食べているのにか」
【関連記事】
【画像】イングランドに初勝利の日本は何位? 最新FIFAランク20傑を一挙紹介!王国がトップ5から転落、8年ぶりに首位を奪取したのは…
「日本はターンオーバーしてこれくらい強いのか」中国指揮官が試合後に漏らした本音。U-17日本の“底力”に脱帽「アジアの中ではやっぱり…」【現地発】
U-17北朝鮮女子「“4試合27得点・失点0”圧倒的な成績」。前回女王の無双ぶりを韓メディア報道「優勝候補としての実力を遺憾なく発揮」【U-17女子アジア杯】
「日本サッカーは完全に崩壊」「大打撃だ」日本激震の悲報に韓国メディアも衝撃「緊急事態」
【画像】Jリーガーが好きな女性タレントは?長澤まさみ、ガッキー、広瀬すずらを抑えての1位は…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年7月・8月合併号
    6月3日(水)発売
    [特集]
    北中米ワールドカップへ
    日本代表展望&ガイド
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年6月18日・7月2日合併号
    6月4日(木)発売
    [特集]
    2026 北中米ワールドカップ
    出場48か国コンプリートガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 決戦速報号
    1月16日発売
    高校サッカーダイジェストvol.44
    ワールドサッカーダイジェスト2026年2月19日号増刊
    第104回全国高校サッカー選手権大会 決戦速報号

    [MATCH REPORT]
    1回戦から決勝まで全47試合を完全詳報

    [HEROES FILE]
    第104回大会を彩った”48名の逸材”を厳選
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ