息をのむ死闘──濃密だった東京ダービーで分かれた天国と地獄【編集長コラム】

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2026年05月11日

単なる勝点3を争うゲームの枠に収まりきらなかった

東京ダービーではあらゆる局面でバチバチのバトルが展開された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 息をのむ死闘──。2026年5月10日に開催されたJ1百年構想リーグ、FC東京と東京ヴェルディのダービーマッチを取材して素直にそう思った。

 キックオフ直後から格闘技を彷彿とさせるようなボールの奪い合い、両チームともアグレッシブにゴールを狙う姿勢など、あらゆる局面で互いのプライドがぶつかり合っていた。これぞダービーマッチと、そんな印象を抱かせる試合だった。

 劇的な展開だった点も、“死闘”を際立たせた要素だ。森田晃樹(29分)のゴールで先制されたFC東京は41分に室屋成の同点弾で追いつくと、PK取消などの判定を乗り越え、90+5分に長倉幹樹のループシュートで逆転。ドラマ性抜群で、ホームチームのファンにとっては最高の、アウェーチームのサポーターにとっては最悪の結末だった。

 まさに天国と地獄である。それは試合後のスタジアムの景色にもくっきり表われていた。歓喜に沸くFC東京サイドと、ブーイングに包まれる東京Vサイド。このゲームに懸けた思いが見て取れるシーンでもあった。
 
 ピッチ上で繰り広げられた攻防は、単なる勝点3を争うゲームの枠に収まりきらなかった。判定ひとつへの感情の揺れが、人間ドラマを生んでいた。

 ダービーとは何か。その問いへの答えが、この一戦には凝縮されていた。勝者と敗者を分かつのは紙一重。しかし、その裏側には、クラブの歴史や誇り、そしてサポーターの想いが幾重にも重なっている。だからこそ、この日の味の素スタジアムには、他では味わえない濃密な空気が確かに漂っていた。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「まじかよ!」「信じられない」伝説FWイブラヒモビッチの“衝撃変貌”に世界驚愕!「お願いだからAIだと言ってくれ」

【記事】「大丈夫か?」「やめてくれ」日本の早朝、飛び込んできた“心配な一報”にSNS騒然「代表発表前に」「心配すぎる」

【画像】Jリーガーが好きな女性タレントは?長澤まさみ、ガッキー、広瀬すずらを抑えての1位は…
 
【関連記事】
【画像】「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」最新版TOP20を一挙紹介! 新垣結衣、有村架純、今田美桜らを抑えて1位に輝いたのは...サカダイ選手名鑑で集計!
「まだ正確な報告は受けてない」森保監督が“衝撃ニュース”に言及「おそらく…」【日本代表】
「痩せたなぁ」「びっくりした」アジア杯抽選会に登場した中田英寿の“近影”にネット反響!「いくつになってもカリスマ!カッコいい」
「このレベルの選手が2部はありえない」衝撃4ゴールで29戦14発!“別格”の日本人エースがいても昇格できず…“脱出”を望む声やまず「さすがに移籍させてもらえるよね」「幽閉されてるのかわいそう」
【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!(Part1)

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年7月・8月合併号
    6月3日(水)発売
    [特集]
    北中米ワールドカップへ
    日本代表展望&ガイド
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年6月18日・7月2日合併号
    6月4日(木)発売
    [特集]
    2026 北中米ワールドカップ
    出場48か国コンプリートガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 決戦速報号
    1月16日発売
    高校サッカーダイジェストvol.44
    ワールドサッカーダイジェスト2026年2月19日号増刊
    第104回全国高校サッカー選手権大会 決戦速報号

    [MATCH REPORT]
    1回戦から決勝まで全47試合を完全詳報

    [HEROES FILE]
    第104回大会を彩った”48名の逸材”を厳選
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ