アルバロ・レコバの息子も在籍
今年1月、ヴィッセル神戸の日本代表アタッカー、宮代大聖がスペイン、ラ・リーガ2部のラス・パルマスに新天地を求めている。
ラス・パルマスがあるカナリア諸島は大西洋に浮かぶ島で、スペイン本土から南西に1000キロも離れている。その風土は南米や北アフリカが入り交じったところがあるだろう。食事も本土とは違って、バナナなどトロピカルフルーツも豊富だ。
サッカースタイルも個人の技術を好み、規律に縛られない。スペイン本土よりも自由。その文化のおかげで、これまでファン・カルロス・バレロン、ダビド・シルバ、ペドリなどスペインを代表するような技巧派を多く輩出してきた。
つまり、技術レベルが高く、創造的なプレーをする選手はごろごろといる。
下部組織は充実し、ブラジルサッカーの影響も色濃く、とにかくテクニックを磨く傾向が強い。独特のリズムが“違い”となっている。結果以上にスペクタクルを好む気風が、技術のイノベーションを生み出すのかもしれない。南の島特有の土壌だ。
現在のチームでも、へセ・ロドリゲス、ジョナタン・ヴィエラの二人は「天才」と称されたファンタジスタで、カナリア諸島で生まれ育っている。
ヘセはレアル・マドリーのBチーム時代に2部で伝説エミリオ・ブトラゲーニョを上回るゴールを決め、左利きアタッカーとしてトップチームでも頭角を現した。しかし本人はスーパーサブに不満で、2500万ユーロの移籍金でパリ・サンジェルマンに新天地を求めるも、前十字靭帯断裂で失速。それ以降、かつての輝きはないが、今も左足の一発は別格だ。
ラス・パルマスがあるカナリア諸島は大西洋に浮かぶ島で、スペイン本土から南西に1000キロも離れている。その風土は南米や北アフリカが入り交じったところがあるだろう。食事も本土とは違って、バナナなどトロピカルフルーツも豊富だ。
サッカースタイルも個人の技術を好み、規律に縛られない。スペイン本土よりも自由。その文化のおかげで、これまでファン・カルロス・バレロン、ダビド・シルバ、ペドリなどスペインを代表するような技巧派を多く輩出してきた。
つまり、技術レベルが高く、創造的なプレーをする選手はごろごろといる。
下部組織は充実し、ブラジルサッカーの影響も色濃く、とにかくテクニックを磨く傾向が強い。独特のリズムが“違い”となっている。結果以上にスペクタクルを好む気風が、技術のイノベーションを生み出すのかもしれない。南の島特有の土壌だ。
現在のチームでも、へセ・ロドリゲス、ジョナタン・ヴィエラの二人は「天才」と称されたファンタジスタで、カナリア諸島で生まれ育っている。
ヘセはレアル・マドリーのBチーム時代に2部で伝説エミリオ・ブトラゲーニョを上回るゴールを決め、左利きアタッカーとしてトップチームでも頭角を現した。しかし本人はスーパーサブに不満で、2500万ユーロの移籍金でパリ・サンジェルマンに新天地を求めるも、前十字靭帯断裂で失速。それ以降、かつての輝きはないが、今も左足の一発は別格だ。
ヴィエラはトリッキーなドリブルやパスで一躍名を高め、ラス・パルマスで育った後は、様々なチームを渡り歩いている。ただ、なかなか適応できなかった。島とは相性が良いようで、帰ってきたラス・パルマスではいい成績を残し、スペイン代表にも選出された。
二人以外にも、テクニック重視で人材を集めている。
スペインU-21代表イケル・ブラーボはバルサの下部組織育ちで、レバークーゼンでプロデビューし、マドリーのBチームで活躍し、セリエAのウディネーゼでプレーした後、ラス・パルマスに移籍してきた。また、ヘレミア・レコバはウルグアイのファンタジスタ、アルバロ・レコバの息子で、父譲りの右足一本(父は左足だったが)のフィニッシュワークが持ち味。現在は前十字靭帯断裂でメンバーを外れているが...。
所属選手の面子だけを見た場合、日本ではほとんど知られていない。しかし、在籍選手のレベルは思った以上にレベルは高いだろう。現在チームは上位につけ、1部昇格も照準圏内だ。
宮代にとって生半可な挑戦ではないが、乗り越えることができたら、夢の世界に足を踏み入れることができるだろう。
文●小宮良之
【著者プロフィール】こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たし、2020年12月には新作『氷上のフェニックス』が上梓された。
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文●小宮良之
【著者プロフィール】こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たし、2020年12月には新作『氷上のフェニックス』が上梓された。
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