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【京都の最新序列】太田、鈴木、福岡、エリアス、“背骨”を形成する選手がチームの軸。最激戦区は8人の実力者で争うインサイドハーフ

カテゴリ:Jリーグ

雨堤俊祐

2026年02月05日

CBと前線に不安要素も

京都の最新序列。赤字は新加入選手。(C)SOCCER DIGEST

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 いよいよ2月6日に開幕を迎えるJ1百年構想リーグ。シーズン移行前の特別大会に、各クラブはどんな陣容で臨むのか。本稿では京都の最新序列とチームの現状をお届けする。

――◆――◆――

 ハイプレスと速攻を軸とする戦術や4-3-3の布陣など、優勝争いを繰り広げた昨季から戦い方の変更点はそれほど多くなく、継続性を持って百年構想リーグへ挑む。

 戦力を見ても主力選手の多くが残留しており、GK太田岳志、DF鈴木義宜、MF福岡慎平、FWラファエル・エリアスという背骨のセンターラインを構成する選手が、今年もチームの軸となる。

 脇を固める選手たちも健在で、指揮官が「サンガスタイルの体現者」と話すSBは福田心之助、須貝英大、佐藤響の3人がポジションを争う。左の佐藤、右の福田、左右両方をこなす須貝が、状況に応じて起用されそうだ。

 CBは数少ない不安要素のひとつで、鈴木と抜群のコンビを形成していた宮本優太が浦和へ復帰した後釜に、誰が入るのかが焦点となる。

 沖縄・八重瀬町キャンプでは、様々な選手が起用された。好不調の波が減ってきたアピアタウィア久や一昨年の大怪我から復活を図る麻田将吾などの既存戦力に、Jリーグでの実績十分のエンリケ・トレヴィザンや下部カテゴリーで結果を出してきた成長著しい石田侑資といった新戦力のうち、開幕スタメンを射止めるのははたして誰か。現状ではトレヴィザンが、その座に近いと見られる。

 中盤は今季もキャプテンを務める福岡がアンカーの一番手だが、今季から完全移籍に切り替わった齊藤未月も大怪我からの完全復活を掲げており調子は良好だ。
 
 インサイドハーフはチームで最も激戦区のポジションで、2つの先発の座を8人の実力者で争うことになる。布陣図に記した7人に、松田天馬も中盤の戦力として数えられており、ゲームプランやコンディションなどにより先発選手が流動的になっても不思議ではない。昨季のレギュラーだった平戸太貴とジョアン・ペドロに一日の長があるが、新加入の平岡大陽も評価を高めている。

 前線では対戦相手の脅威となる強力3トップがチームの看板だったが、開幕一週間前に原大智のザンクトパウリ(ドイツ1部)への移籍が決まり、左ウイングの起用法が注目ポイントとなる。

 前線の起点作りや空中戦のターゲット役といった、原が担っていた役割をそのまま引き継げる選手は、現状では見当たらない。前線の活かし方やボールの供給ルートなど、選手起用に加えて攻撃の組み立て方にも手を加えることになるかもしれない。

 こちらも不安要素ではあるが、実は昨季にエリアス、マルコ・トゥーリオ、原の3人が勢ぞろいした試合はそれほど多くなく、奥川雅也や長沢駿らが起用された試合で役割を果たして、得点を重ねてきたという実績がある。原の移籍が開幕直前だったというタイミングは急だったが、試合を重ねるなかで新たな枠組みを構成していけるかどうかは、指導陣の腕の見せどころだ。

 キャンプ中の練習試合では様々な選手の組み合せを試し、連係面が上手くいかない場面も見られたが、それは想定内。新加入選手のスタイルへの適応をうながし、課題を洗い出して練習へフィードバックさせるなかで、チーム作りが進んでいる。

 開幕一週間前の練習試合では結果・内容ともに手応えがあったという声も聞こえており、いい状態で神戸との関西勢同士の開幕戦へ挑むができそうだ。

取材・文●雨堤俊祐(サッカーライター)

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