UAE監督はアジア杯でのPK勝利を「過去のこと」。自身3度目の日本戦に向けて準備万端

2016年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今回はまた別の試合。明日はベストを尽くして勝ちたいと思う」と敵将が抱負。

UAEのハッサン監督は、「自分たちが準備してきたこと活かしたい」と語った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 9月1日にロシアワールドカップ・アジア最終予選の初戦で日本と対戦するUAEのマハディ・アリ・ハッサン監督が、公式会見で意気込みを語った。
 
 同監督は、「最終予選に参加するすべてのチームの幸運を祈ります」と前置きしたうえで、「(日本戦は)非常にタフな試合になる。しかし、良いスタートを切って、今後の予選に勢いを付けて行きたい」と抱負を述べた。
 
 UAEは15年1月のアジアカップ準々決勝でPK戦の末に日本に勝っているが、「最終的には私たちが勝って先に進むことができたが、それは過去のこと。1年8か月も前に起きた歴史のひとつだ」と指揮官にまったく油断はなく、「今回はまた別の試合。私たちは将来を信じてしっかりと準備をしてきた。明日はベストを尽くして勝ちたいと思う」と決意を表明した。
 
 また、日本代表と対戦するのは自身3度目だとも明かした。1試合目は2012年の9月6日(ハーフナー・マイクのゴールで日本が1-0勝利)、2試合目が2015年のアジアカップ(PK戦の末にUAEが勝利)。今回の最終予選が3度目というわけだ。
 
 日本を熟知する敵将は、今回の最終予選に向けてスペインや中国で合宿を張るなど万全の準備を整えており、「徹底的に良い試合をして、自分たちが準備してきたこと活かしたい」と対策も練っている様子。日本にとっては、難しい試合になるかもしれない。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事