【日本代表】開幕から3戦連続出場も無得点の岡崎慎司。ただ「点を取る以外の部分は認めてもらえている」

2016年08月29日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

コンディションに問題はなく、「(身体的な)感触は良い」

本田(右)とともにランニングで汗を流す岡崎。移動による疲れはあるものの、コンディションは問題なさそうだ。写真:徳原隆元

 ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦を3日後に控えた29日、レスターの岡崎慎司が日本代表に合流した。
 
 この日の午前便で帰国したばかりの岡崎は、ランニングやフットバレーなど軽めのメニューで汗を流した。練習後の取材対応では、「移動の疲れはもちろんありますけど、(身体的な)感触は良い」と、良好なコンディションである様子をうかがわせた。
 
 所属するレスターでは、今季開幕から3試合連続で出場。開幕戦は途中出場だったものの、その後2試合では先発出場を果たしている。
 
「やるべきことを整理できているので、『こうやらなきゃいけない』というのは理解している。点取り屋としてではないけど、それ以外の部分で認めてもらえている」と、いまだノーゴールながら、昨季と同様、献身的なプレーに一定の手応えを掴んでいる。
 
 前節のスウォンジー戦では、果敢な仕掛けからPKを奪取するなど、随所で切れのあるプレーを披露。前半の終盤に強烈なミドルシュートを放った場面については「入るかどうかは別として、FWとしてゴールに向かっていくリズムを取り戻せるので(打ちました)。ああいうのは代表でもやっていけたらと思います」と語った。
 
 一方、自身3度目となるワールドカップ・アジア最終予選については、「自分が点を取る意識を持って、チームを引っ張っていけたらいい。ゴールを決めてチームを楽にさせたい」とコメント。あと1ゴールに迫っている代表通算50得点を貪欲に狙っていく。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
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