「蹴るまでにかなりの時間があった。彼を動揺させたに違いない」ブラヒムのパネンカ失敗にモロッコ指揮官が言及。PKストップのセネガル守護神は「僕は踏みとどまった」

2026年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

判定への抗議で試合が中断する異例の事態

後半ATにPKを失敗したブラヒム。(C)Getty Images

 現地1月18日、アフリカ・ネーションズカップ(アフリカ選手権)の決勝でホスト国のモロッコがセネガルと対戦。延長戦に突入した94分にゴールを奪われて0-1で敗れ、優勝を逃した。

 決勝弾を決められる前、モロッコにはビッグチャンスがあった。後半アディショナルタイム、CKの場面でブラヒム・ディアスが敵陣ゴール前で倒されてPKを獲得。判定に激怒したセルガルの一部選手たちがロッカールームに帰り、試合が一時中断するという異例の事態を経て、ゲーム再開後の90+24分にディアスが自らキッカーを務める。しかしパネンカを試みて痛恨の失敗。セネガルのGKエドゥアルド・メンディに完全に読まれてキャッチされた。
 
 決めれば優勝という場面でのまさかのPK失敗が、ファンやメディア間で物議を醸しているなか、フランスメディア『FRANCE24』によると、モロッコのワリド・レグラギ監督は「PKを蹴るまでにかなりの時間があった。それが彼を動揺させたに違いない」とブラヒムを擁護。「起こったことを変えることはできない。彼がPKを蹴るという選択をしたのもそうだ。今は前を向いて進まなければならない」と語った。

 一方、『INDEPENDENT』によれば、そのPKをストップしてヒーローとなったメンディは、「感情的になって話すつもりはない。色々なことが起こったが、結局、重要なのは勝ったことだ。彼はパネンカを試みたが、僕は踏みとどまった。あの瞬間にチームを助けられた」と喜びを露わにしている。

 モロッコの10番は今大会、5ゴールを挙げて大会得点王に輝くなどチームを牽引したが、最後の最後に悔いの残るミスを犯した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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