「根性です。結局は気持ち」19歳でドイツへ渡った松田隼風が思う、海外挑戦に必要なもの。4部からスタート、1部は手が届くところに【インタビュー】

2026年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「徐々に、段階を踏んで上がってきたタイプ」

ハノーファーで主力を担う松田。写真:滝川敏之

 10代でドイツへ渡り、3年目のシーズンを迎えた松田隼風。若くして欧州の舞台に飛び込んだサムライに、これまでの歩みや現在の心境を訊いた。

 現在22歳の松田は、プロ2年目の2023年夏にJ2の水戸ホーリーホックからハノーファーのセカンドチーム(4部)へ期限付き移籍。すると、3部昇格に貢献するなど、ドイツの地で確かな活躍を見せ、今年6月にトップチームへの完全移籍を実現させた。

2部でプレーする今季は、ここまでリーグ戦17試合に出場し、3ゴールを記録。1部昇格を目指すチームの主力を担っている。

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 ドイツ1年目に3部昇格を果たした一方で、翌年に4部降格の憂き目に遭った。紆余曲折ありながら、待望のチーム内昇格を勝ち取った。キャリアの早い段階で海外に挑戦し、居場所を掴むには何が必要なのか。そう尋ねると、松田は少し笑いながら「根性です。結局は気持ち、メンタルですね」と言った。

「日本でプレーしていたら、どうせみんな『海外に行きたい』って言うし、行けるチャンスがあるなら、行ってもいいんじゃないかな」と、迷う若手の背中を押すように語る。自らもその"チャレンジ"を選び、実際に海を渡った1人だ。
 
 もちろん、道のりは平坦ではなかった。「徐々に、段階を踏んで上がってきたタイプ」と自覚する若武者は、「その場、その場は苦しいことも結構ありました」と振り返る。それでも、「継続して頑張っていたので、今思えば挑戦して良かったなと思います」と口にし、表情には確かな手応えが滲んでいた。

 目標とする最高峰の舞台には、王者バイエルンで活躍する日本代表の伊藤洋輝の姿もある。自身と同じくJ2から道を切り拓いた左利きのDFであり、刺激を受けるかと訊くと「いや、そこまで気にしていないです」と意外な答えが返ってきた。

「今は自分のリーグに毎試合集中しているので、そこまで意識してないです」と、視線はあくまで目の前の戦いに向けられている。

 ハノーファーは現在、勝点29で5位。自動昇格圏の2位エルベルスベルクとは勝点5差、首位シャルケとは8差と、2018-19シーズン以来の1部復帰は十分に射程圏内だ。

飛躍を続ける松田は、今季の終了時にどんな景色を目にするのか。勝負の後半戦に注目したい。

取材・構成●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)

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