福島加入のカズ「何度も読み返した」。きっかけは一通のメール。3年越しのラブコール実現の知られざる背景

2026年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「福島でプレーしてもらえないか」

福島で新たなキャリアを刻むカズ(右)。小山CEO(左)はラブコールが実り「非常に嬉しかった」と笑顔。写真:鈴木颯太朗

「このたび、当クラブは三浦知良選手を新たに迎えることとなりました」

 福島ユナイテッドFCの小山淳CEOが伝える。1月9日、横浜FCから福島に期限付き移籍で加入する三浦知良の入団会見が行なわれた。

 プロ41年目に突入した58歳FWが、5年ぶりにJリーグに舞台に。きっかけは一通のメールだった。

 カズは3年前に、当時はおこしやす京都(関西1部)の代表を務めていた小山氏からオファーを受けていた。この時は話がまとまらなかったが、昨年の10月下旬に、カズ自身も「3年間、連絡もお互いしなかったし、会う接点もなかった」と語る相手から再度誘いがあった。

「ショートメールが入っていて、『福島でプレーしてもらえないか』という文面があった。最初は本当に意味が分からなかった。オファーなのか、ゲストプレーヤーとしてなのかと思って何度も読み返した。周りの信頼できる人にも見てもらって、これは本物かな?そんな感じでした。最初は疑っていましたね」
 
 小山CEOは「悩ませて申し訳なかった」と話し、背景を明かす。

「とにかく経営するチームでプレーしていただきたいと思っていた。福島という地域でカズさんにはプレーしてほしかった。3年間、あえて連絡を取らなかったので、突然電話するのも失礼かなと思い、メールさせていただきました」

 その後にカズから「お話は聞きます」と返信があり、「聞いていただけるだけでもありがたい」と正式な交渉を経て、契約を締結させたという。

 3年越しのラブコールがついに実現。「非常に嬉しかった」と笑顔を見せた小山CEOは「戦力としても、組織を1つも2つもグレードアップする意味でも、大変ありがたい。何より福島、特に福島市内のホームタウンの方々が連日、この話題で楽しみにしてくれている。そういった声が大量に来ていることが何より嬉しい」と喜んだ。

 スターが福島で刻む新たな一歩に、町の期待も高まっている。

取材・文●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)

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