奪われたら5秒で――敵将も「あのぐらい速いとは…相当速かった」と口に。夏の王者が冬も席巻しそうだ。“神速”は必見【選手権】

2026年01月01日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

圧倒的な強さの要因は意識の高さ

前半19分に先制点を挙げ、ゴールラッシュの口火を切った倉中悠駕(9番)。写真:滝川敏之

[高校選手権2回戦]神村学園(鹿児島)6-0 東海学園(愛知)/12月31日/ニッパツ三ツ沢球技場

 プロ内定者3人を擁するインターハイ王者・神村学園が、東海学園と対戦。初戦から圧巻のゴールラッシュを見せ、夏冬連覇へ好発進した。

 圧倒的な強さの要因は、攻守の切り替えの速さにある。速い、とにかく速い。ボールを奪われたら即座に複数人で囲い込み、再びマイボールにし、主導権を握り続けた。そこにはチーム全体での明確な意思統一がある。

 先制点を挙げたFW倉中悠駕(3年)がこう語る。

「『奪われたら5秒で奪い返す』っていうのを監督からも言われていたので、そこを全員で意識してやっていました。自分の中でもずっと『奪われたらすぐ取り返す』と意識してやっていました。それをみんなできていたので達成できたなと思います」
 
 ゴールラッシュの口火を切った1点目は、シュートのこぼれ球を押し込んだもの。セカンドボールへの意識も非常に優れている。

「練習の時から、こぼれ球はしっかり全員狙うよう言われているので、こぼれ球に飛び込める感覚が身体に染みついています。こぼれ球は必ず意識するようにしています」

 東海学園を率いる鶴田道弘監督も、神村学園に関して「速いと思っていたけど、あのぐらい速いとは思わなかった。選手が体感した中では多分、相当速かったと思う」と伝えた。超高校級のトランジションは必見だ。

 攻撃から守備までバランスに優れた鹿児島の雄が、冬の大舞台も席巻しそうだ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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