「ミトマは脅威となった。我々は耐え抜き…」敵将も認める存在感!体調不良明けの日本代表エースが年内プレミア最終戦で躍動

2025年12月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウェストハムに勝ち切れず、6戦未勝利で2025年終了

まもなく40歳となる同僚ミルナーと健闘を称え合う三笘。(C)Getty Images

 現地12月30日に開催されたプレミアリーグ第19節で、三笘薫を擁する13位のブライトンが、降格圏の18位に沈むウェストハムと敵地で対戦。2-2で引き分け、6戦未勝利(3分3敗)となった。

 3日前のアーセナル戦(1-2)を体調不良で欠場した三笘は、1-2で迎えた58分から出場。左サイドに入ると、直後の61分に自身の突破から獲得したCKから、ヨエル・フェルトマンが押し込み、同点に追いついた。

 28歳の日本代表エースは、スーパーサブ的な立場で攻撃を活性化。限られた出場時間で存在感を放った。その活躍は敵将の発言からも分かる。
 
 英公共放送『BBC』によれば、ウェストハムのヌーノ・エスピリト・サント監督は「両チームとも戦い抜いた。非常に激しい試合で、多くの出来事が起きた。両チームの選手たちは本当に献身的で、戦い続けた」と伝えた上で、相手のキーマンについて、こう語った。

「ブライトンがミトマを左サイドに投入した際、彼は脅威となった。(ジョルジニオ・)リュテールも同様だ。私たちは耐え抜き、カウンターで仕留めようとした。全体的に両チームにとって厳しい試合だった。我々が置かれた状況では、特定の局面で冷静さを保つ必要がある。それは容易ではないが、選手たちはよく対応した」

 2025年の戦いはこれで終了。年をまたぎ、1月3日のバーンリー戦からブライトンの2026年の戦いがスタートする。2か月半の離脱もあり、ここまで1ゴール1アシストに留まる三笘のさらなる活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】三笘の突破で得たCKからブライトンが同点弾

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