水戸ホーリーホックは12月28日、J１初昇格に大貢献したMF齋藤俊輔が海外クラブへの移籍を視野に入れた交渉・準備を行なうことになったと発表した。

　その20歳の新天地はドイツになるかもしれない。現地メディア『LIGA-ZWEI』は12月28日、「ハノーファー、齋藤俊輔が日本からの次の補強となるか？ 提携クラブである水戸ホーリーホックの日本人選手が退団へ」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「水戸ホーリーホックは、20歳の斎藤の移籍について海外のクラブと交渉中であることを公式サイトで発表した。移籍は迅速に成立する可能性が高いと見られており、多くの識者は、斎藤がハノーファーへ移籍するだろうと予想している。これは、松田隼風と碇明日麻（２人とも水戸ホーリーホックでプレーしていた）の例に倣うものだ」
 

　同メディアは「エルバースベルクなどの他の２部クラブや、ザンクトパウリ、あるいは斉藤が当初U-23チームでのみプレーする予定だったドルトムントなどのブンデスリーガ１部のクラブも関心を持っていると噂されているが、両クラブの良好な関係を考えると、ハノーファーは有力な候補となっている」と続けた。

　ドイツ古豪への移籍が実現するのか。今後の動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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