「どちらしかできないことは、ないです」
大社を相手に前半に1点、後半に4点を奪い大勝した帝京長岡。写真:浦正弘
[高校選手権・1回戦]帝京長岡(新潟)5-0 大社(島根)/12月29日/NACK5スタジアム大宮
12月29日に開催された全国高校サッカー選手権大会の1回戦で、帝京長岡が大社と対戦。前半40分にMF樋口汐音のゴールで先制すると、後半も圧倒する。4分にMF水澤那月が追加点を挙げると、25分と33分にMF和食陽向がネットを揺らし、40+1分には途中出場のMF内田昊がダメ押し弾。5-0で大勝した。
試合内容も充実していた。スタート時は3-1-4-2で、後半20分前後から4-4-2に変更。2つのシステムのどちらでも、試合を優勢に進めた。布陣変更について、試合後に取材に応じた古沢徹監督は「どちらしかできないことは、ないです」とし、こう説明した。
「後半は大社さんのツーインテリオールの選手の運動量が落ちて、中盤に2人が残っている感じでした。そこを捕まえるために、ボランチを2枚にして4-4-2に変えました」
12月29日に開催された全国高校サッカー選手権大会の1回戦で、帝京長岡が大社と対戦。前半40分にMF樋口汐音のゴールで先制すると、後半も圧倒する。4分にMF水澤那月が追加点を挙げると、25分と33分にMF和食陽向がネットを揺らし、40+1分には途中出場のMF内田昊がダメ押し弾。5-0で大勝した。
試合内容も充実していた。スタート時は3-1-4-2で、後半20分前後から4-4-2に変更。2つのシステムのどちらでも、試合を優勢に進めた。布陣変更について、試合後に取材に応じた古沢徹監督は「どちらしかできないことは、ないです」とし、こう説明した。
「後半は大社さんのツーインテリオールの選手の運動量が落ちて、中盤に2人が残っている感じでした。そこを捕まえるために、ボランチを2枚にして4-4-2に変えました」
相手に応じて柔軟に戦えるチーム内では、熾烈な競争もあるという。この試合では、5つの交代枠をすべて使い切り、5点目を決めた内田ら途中出場の選手がそれぞれハイレベルなプレーを見せた。
一方、新潟県予選の決勝でスタメンに抜擢されるなど、中心選手の一人と目されていた1年生FWの児山雅稀はメンバー外だった。報道陣からこの点を問われた指揮官は、故障を否定し、以下の通り説明した。
「良い選手をどんどん使う形で、彼は1年生で、日本代表で日の丸を背負っている子ですけど、ポジション争いに勝たなければ、メンバーにも入れないです。このチームは絶対がないので。そういう意味で、またここから練習してもらって、メンバーにまず入って競ってもらえれば、という状況です」
選手権では、2019年度と20年度にベスト4に進出した強豪・帝京長岡はどこまで勝ち上がれるか。次戦は31日、高川学園(山口)と相まみえる。
構成●高校サッカーダイジェスト編集部
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一方、新潟県予選の決勝でスタメンに抜擢されるなど、中心選手の一人と目されていた1年生FWの児山雅稀はメンバー外だった。報道陣からこの点を問われた指揮官は、故障を否定し、以下の通り説明した。
「良い選手をどんどん使う形で、彼は1年生で、日本代表で日の丸を背負っている子ですけど、ポジション争いに勝たなければ、メンバーにも入れないです。このチームは絶対がないので。そういう意味で、またここから練習してもらって、メンバーにまず入って競ってもらえれば、という状況です」
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