高校時代は静岡学園で選手権優勝を経験。卒業後の2021年に川崎フロンターレに加入した田邉秀斗は、22年夏にジェフユナイテッド千葉への期限付き移籍し、23年に復帰した川崎では計５シーズン、在籍した。

　23歳DFは、その川崎を離れる決断をくだす。12月29日、東京ヴェルディへの完全移籍が発表された。

「高卒で加入して、半年のレンタル期間はありましたが約５年間、自分にはとても贅沢なほど、素晴らしい選手、監督、コーチングスタッフの皆さんと過ごし、これからの人生にプラスになることばかり経験することができました」

　川崎の公式サイトで田邉がコメント。「ですが、フロンターレの選手として先輩方のようにはチームに功績を残せなかったこと、僕のプレーでファン・サポーターの皆さんを笑顔にできなかったこと、それが一番不甲斐ないと思っています」という。
 

「本当ならその悔しさをフロンターレで晴らしたかったですが、移籍を決めた以上これからのサッカー人生で晴らします」

　また移籍先の東京Vを通じては、「自分のすべてを変えたいと思い、この移籍を決断しました。絶対に皆さんでシャーレを掲げましょう！」と意気込みを発信。新天地でどんな活躍を見せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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