またしても日本代表戦士が負傷するという悲しいニュースがもたらされた。

　イングランド２部のブラックバーンに所属する森下龍矢は、12月26日のミドルスブラ戦で左足首を負傷。前半終了間際に途中交代を余儀なくされ、２人のスタッフに支えられ、足をひきずりながら、ピッチを後にした。

　ブラックバーンのヴァレリアン・イスマエル監督は試合後、「我々はまた１人の選手を失った。足首をひねっただけだが、本人は悪い予感がしている」とコメント。まだ、詳細は発表されていないものの、離脱を強いられる可能性がある。

　直近だけでも、鎌田大地、遠藤航、南野拓実と日本代表選手の負傷が続いているなか、韓国メディア『ベストイレブン』は「三笘、南野、鎌田、森下...怪我人が続出する日本代表に、ワールドカップ優勝は可能なのか？」と題した記事を掲載。「エースから新顔まで、怪我人が続出する中で、日本代表は苦境に立たされている」と報じた。
 

　同メディアは、28歳の森下について、「国際試合に３試合出場しているものの、代表チームではまだ新人扱いされている」と紹介した。

「６月に行われた北中米ワールドカップ・アジア最終予選のインドネシア戦では、ホームでゴールを決め、森保監督を感銘させた。しかし、強力な日本代表で、コンスタントに出場時間を確保するのは難しかった。それでも、彼はいつでもワールドカップ出場を争えるポテンシャルを秘めていると評価されている。しかし、今回の怪我の結果次第では、ワールドカップ出場を断念せざるを得なくなる可能性も否定できない」

　そのうえで、「前述の通り、日本代表は現在、森下と南野拓実に加え、鎌田大地、そしてシーズン開幕から様々な怪我に悩まされている三笘薫など、複数の主力選手の負傷に苦しんでいる」と指摘。こう締め括っている。

「現在、ワールドカップ出場が事実上不可能となっている選手は南野だけだが、本大会に向けて全選手が万全の状態で臨むことを期待している日本にとって、これは明らかに大打撃だ」

　いまはただ、森下の怪我が長期化しないのを祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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