「大惨事だ」日本人四銃士が所属する欧州名門がまさか!新体制“1勝4敗”の惨状に識者が苦言 新監督を断罪「彼は状況を理解していない」

2025年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はファンの支持を得られない」

5連覇に黄信号が灯っているセルティック。(C)Getty Images

 待望の初白星をあげても、重圧に変わりはない。

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人四銃士が所属するセルティックのウィルフリード・ナンシー監督は、12月21日のスコットランドリーグ第18節でアバディーンを3-1で下し、就任してから初の勝利を飾っている。

 ブレンダン・ロジャーズ元監督が電撃辞任し、マーティン・オニール暫定監督の下で復調しつつあったセルティック。だが、ナンシー監督が就任してから公式戦で4連敗と大不振に陥った。

 首位ハーツとの直接対決となった初陣を落とすと、続くヨーロッパリーグのローマ戦では0-3と完敗。さらにリーグカップ決勝でもセント・ミレンに1-3で敗れ、連覇を逃した。その後もダンディーとのリーグ戦で1-2と黒星を喫している。それだけに、アバディーン戦の勝利で、ナンシーはようやくひと息つくことができたはずだ。
 
 しかし、かつてエバートンやアストン・ビラ、アバディーンといったクラブを経営したキース・ウィネスは、『Football Insider』のポッドキャストで、「(アバディーン戦は)10人相手だったし、最後の10分まで1-1だったと思う。3点目はアディショナルタイムだ」と話した。

「10人相手に1-1で終わっていたら、あまり余裕はなかっただろう。そういったことも考慮すべきだ。みんな彼に成功してほしいと望んでいるが、様子を見よう。カップ戦の決勝を落としただけでも大惨事だった。彼はオニールの後を継ごうとして来たんだ。難しい状況だよ」

「現時点で彼はファンの支持を得られないだろう。ファンは経営陣とオーナーに反発しているからだ。だが、ナンシーはあまりに性急に変えようとした。彼はグラスゴーの状況を理解していない」

 散々な船出となっただけに、信頼を得るには結果を残し続けるしかない。セルティックは年末年始の8日間でリビングストン、マザーウェル、そして宿敵レンジャーズと対戦する。ナンシー体制で白星を積み重ねることができるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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