乾貴士の新天地は神戸に決定!37歳、地元関西で新たな挑戦「一つでも多くのタイトルをもたらすことが僕の使命」

2025年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水最終戦後に「こんな形で引退したくない」と涙ながらにスピーチ

2025年限りで清水を退団した乾。新天地は神戸だ。(C)SOCCER DIGEST

 ヴィッセル神戸が12月27日、清水エスパルスに在籍していた乾貴士の獲得を発表した。

 現在37歳の乾は、横浜F・マリノスでプロキャリアをスタート後、2011年にセレッソ大阪から海外に渡り、ドイツとスペインのクラブで活躍。2021年にC大阪に復帰し、2022年から清水でプレーしていた。

 2025年も主力を担い、J1全試合に出場したが、清水との契約が満了。最終節後に「ここを離れるのは本当に辛いですし、皆さんの前でもっとプレーがしたかったです」「何度か今シーズン、引退も考えたんですが、やっぱりこんな形で引退はしたくないので、もうちょっと頑張りたいなと思います」と涙ながらにスピーチした。
 
 新天地は強豪の神戸に決まった。ロシア・ワールドカップで共闘した日本代表の盟友、大迫勇也、武藤嘉紀、酒井高徳らと共にタイトル獲得に導く活躍を見せられるか。滋賀県出身で、野洲高校で選手権を沸かせたレジェンドが、地元関西で新たな挑戦を始める。

 神戸に加入する乾のコメントは以下の通り。

「この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました乾貴士です。ヴィッセル神戸の一員として戦えることを、本当に嬉しく思います。

 今回の加入にあたり、僕の力が必要だと話をいただいたヴィッセル神戸の皆さまの期待と気持ちに応えるためにも、一つでも多くのタイトルをヴィッセル神戸にもたらすことが、僕の使命だと思っています。

 エスパルス退団が決定した際、最終戦でも多くのファン・サポーターの皆さんから「どこにいても応援する」と言っていただけたこと、たくさんのサッカー少年・少女が一緒に泣いてくれたこと、「サッカーを続けてほしい」と言ってくれたことが、本当に大きな支えとなりました。

 そんな子どもたちに、また僕のプレーを観てもらえることを本当に嬉しく思いますし、ヴィッセル神戸で結果を出し、熱いファン・サポーターの皆さまに応援していただけるよう、チームに貢献していきたいと思っています。応援よろしくお願いします」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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