「44分間しかプレーしていない」遠藤航の窮状に地元メディアが言及 負傷離脱で18歳MFに“切り替え”も…「ボスは彼に未来を見ていない」

2025年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フラストレーションを感じている」

今季は出番がさらに減っている遠藤。(C)Getty Images

 足首の負傷で戦列を離脱しているリバプールの遠藤航は、1月中旬まで復帰できないと報じられた。それまでに、新たなライバルが存在感を高めるかもしれない。

 専門サイト『Rousing The Kop』は12月21日、「今季はプレミアリーグで出場43分だけに、主力のように評すことはできないかもしれない。だが、ワタル・エンドウはその不在が連鎖反応的な影響を及ぼしている良い例だ」と、アルネ・スロット監督がフォーメーションを変えたなかで、中盤の層を厚くするはずの遠藤が離脱している影響を報じた。

「エンドウはリバプールが引き分けたリーズ戦で終盤に出場した際に足首を負傷した。スロットが中盤を強化するようにフォーメーションを変更したこともあり、リバプールの選択肢は限界に迫っている。エンドウのケガは比較的長期と分かっただけに、これは2026年まで続きそうだ」

「スロットとエンドウ自身はフラストレーションを感じているだろう。だがこれは、若手のトレイ・ナイオニがついにトップチームで足跡を残す可能性に向けて扉を開くかもしれない。トップチームで1年半、若きMFは我慢してこなければならなかった。だが、エンドウの不運はようやく彼に本当のチャンスが訪れそうだと意味している」
 
 20日のトッテナム戦で終了間際に投入され、プレミアリーグデビューを飾った18歳のMFナイオニについては、『This Is Anfield』も伝えている。

 同メディアは「今季のプレミアで途中出場5試合、44分間しかプレーしておらず、ボスがアンフィールドでの未来を彼に見ていないことを示唆している」と、遠藤の今後に触れつつ、ナイオニの序列が高まっていく可能性に言及した。

「来夏、エンドウが去るのかどうかは分からない。契約は2027年までだ。だが、彼が戦列を離脱していることで、年末年始の間にナイオニにチャンスが与えられる可能性がある。ナイオニはエンドウより14歳若いだけに、スロットがスカッド内で自然な後継者と考えるかもしれない」

 遠藤自身は一刻も早い復帰を目指して回復に取り組んでいるだろう。ただ、厳しい状況が続いているだけに、これからどのような立場になっていくのか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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