「クラブ史上最悪」「歴史的な無能さ」悪夢の10連敗。開幕17戦でいまだ勝利なしのウルブスに英紙が言及「3年前も同様の状況にあったが…」

2025年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点2で最下位

終盤にPKを失敗したS・ラーセン(右)。(C)Getty Images

 またも勝てなかった。

 ウォルバーハンプトンは現地12月20日、プレミアリーグ第17節でブレントフォードとホームで対戦。63分と83分に失点し、88分に獲得したPKはエースのヨルゲン・ストランド・ラーセンが失敗。0-2で敗れた。

 これでウルブスはリーグ戦で10連敗。しかも開幕からの17戦でいまだ白星がなく、勝点2で最下位の20位。19位のバーンリーとは勝点9差だ。
 
 シーズンの折り返しを前に早くも残留が危ぶまれるなか、イギリスの有力紙『The Guardian』は「クリスマスを最下位で迎えることが、必ずしも降格を意味するわけではない」としながらも、こう伝えている。

「ウルブスは3年前も同様の状況にあったが、違いはボクシングデー(クリスマスの翌日の12月26日)の時点で勝点が2ではなく10だったことである。ウルブスはクラブ史上最悪の連敗という、歴史的な無能さを示した」

「キーン・ルイス=ポッターが後半に決めた2得点と、クィービーン・ケレハーがヨルゲン・ストランド・ラーセンの下手なペナルティキックをセーブしたことにより、ウルブスは勝点2のまま取り残された。これまでプレミアリーグで10連敗を喫したチームは3チームしかいない。それらのチームはすべて、5月には最下位でシーズンを終えた」

 苦境に陥るウルブスは次節、リバプールと激突し、中2日でマンチェスター・ユナイテッドと相まみえる。名門クラブとの連戦で、好転できるようなきっかけを掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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