「今季最高」「常に危険」鮮烈弾の久保建英に現地メディアから高採点&絶賛相次ぐ!“異例の行動”には「謝罪する必要はない」

2025年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

ソシエダはレバンテと1-1ドロー

16試合ぶりにネットを揺らした久保。(C)Getty Images

 現地時間12月20日に開催されたラ・リーガの第17節で、久保建英が所属する15位のレアル・ソシエダが最下位のレバンテとアウェーで対戦。後半アディショナルタイムにPKで追いつかれ、1-1のドローに終わった。

 この試合で鮮やかに先制ゴールを決めたのが、右ウイングで先発した久保だった。前半アディショナルタイム1分、左サイドからのクロスに反応。難しい体勢から技ありのヘディングシュートをファーサイドにねじ込んでみせた。

 開幕節のバレンシア戦以来、約4か月ぶりの今季2点目を決めた久保は、自身とチームが不振続きだったからか、ソシエダサポーターに向かって異例の謝罪ポーズをした。

 相手GKマシュー・ライアンの好セーブに阻まれたものの、78分にも際どいミドルシュートを放つなど躍動した日本代表MFは、この試合のMVPに選出されている。
 
 現地メディアからも絶賛が相次いだ。スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版はチーム最高タイの8点をつけ、こう評価した。

「期待値はそれほど高くなかったが、おそらく今シーズン最高の試合だっただろう。斜めへのラン、ロングシュート、スルーパス。ヘディングシュートで先制点を挙げ、ファンに謝罪した。終盤、ライアンに2点目を阻止され、交代となった」

 ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は、「最高のプレーヤー」に選出。低評価の選手が多いなかで、単独最高評価の7点をつけ、「日本人選手は素晴らしいパフォーマンスを見せ、常に危険な場面を作り出し、素晴らしいヘディングシュートを決めた」と称賛した。

「常に挑戦し続け、決して隠れようとしなかったことについて、謝罪する必要はない。ライアンに2-0とするゴールを奪われたのは残念だ」

 また、大手紙『Mundo Deportivo』は「日本人ウインガーは今シーズン最高のプレーを見せた。ゴール前に積極的に絡み、ゴール自体が自信を深めた。ヘディングシュートも決まり、押し込まれていたチームに流れを作った」と喝采を送った。

 今季は、チームも久保自身も不調が続いていたなか、2025年最終戦で輝き、ついに本領を発揮した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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