逸材が集結! 世代屈指のCBや高体連ナンバーワン守護神…今大会の注目プレーヤーを一挙紹介!~DF&GK編【選手権】

2025年12月20日 高校サッカーダイジェスト編集部

12月28日にいよいよ開幕

右上から時計回りで村上(大津)、中野(神村学園)、竹ノ谷(前橋育英)、松田(青森山田)。選手権注目プレーヤーを紹介。写真:滝川敏之

 第104回全国高校サッカー選手権が、いよいよ12月28日に開幕する。

 ここでは大会開幕に先駆け、高校サッカーダイジェストが厳選した今大会の注目プレーヤーを紹介。プロ内定や世代別代表選手、チームのエースなど、将来が楽しみな有望株たちは一年の集大成となるビッグトーナメントでどんなプレーを見せてくれるか。最後となる今回はDF&GK編だ。

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【高校サッカーダイジェスト厳選/選手権注目タレント】
Part.3 DF&GK編

DF月舘汰壱アブーバクル
青森山田(青森)/3年/U-18日本代表
新チームになって定位置を掴むと潜在能力の高さを買われ、すぐさまU-18日本代表入り。187センチという恵まれた体躯で相手を食い止め、自陣ゴール前で壁となる。その高さは攻撃時のセットプレーでも相手の脅威に。

DF齊藤空人
鹿島学園(茨城)/3年
的確なカバーリングと堅実な対人守備が光るクレバーなCB。元ボランチならではのビルドアップ力も目を見張るものがある。最終学年を迎えた今季は精神面の成長が著しく、別格の安定感で、ことごとく決定機を防ぐ。
 
DF中野陽斗
神村学園(鹿児島)/3年/いわき加入内定、U-18日本代表
いわきに加入が内定している年代屈指のCB。アグレッシブな姿勢が光り、出足の早いボール奪取とインターセプトを繰り返す。跳躍力を活かした空中戦の強さも魅力。主将として目ざすのはインターハイに続く2冠だ。

GK石山アレックス
金沢学院大附(石川)/3年
冷静なシュートストップと丁寧なビルドアップを見せた昨季の選手権では、チームの全国初勝利に貢献。主将を担う今季は「みんなを楽しませようと1年意識してきた」と、個性的なメンバーをまとめ、県予選連覇に貢献した。

DF増田大空
流経大柏(千葉)/3年/磐田加入内定
磐田内定の左SBは、他を圧倒する攻撃性能が持ち味。最終ラインからの持ち上がりや積極的なオーバーラップでサイドを突破すると、精度の高い左足クロスで決定機を作るだけでなく、鋭いシュートでゴールを脅かす。

DF竹ノ谷優駕
前橋育英(群馬)/3年/山形加入内定
山形内定の俊英は、卓越した守備センスと気の利いた配球が武器だ。昨季は左SBとしてプレーし、選手権優勝に寄与した。名門校のエース番号14とキャプテンの重責を担う今季は、ピッチでの貢献度がより高まっている。

次ページ図抜けた攻撃性能を誇る右サイドの仕掛け人

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