攻撃のキーマン復帰とあって、ブライトンに大きな追い風だ。

　９月27日のチェルシー戦で負傷して以降、欠場が続いていた三笘薫は、12月13日のリバプール戦（０－２）で64分から出場。２か月半ぶりにピッチに立った。　
　
　クラブ公式サイトによれば、リバプール戦後に「カオルは良い状態にある。今は最高のコンディションを目指す段階だ。今日の出場は30分間だけプレーさせるプランだった」と説明したファビアン・ヒュルツェラー監督は、12月20日のサンダーランド戦を前に改めて日本代表MFに言及。その存在感の大きさを熱く語った。
 

「彼の個人技がチームに大きく貢献しているのは、どの相手も彼を１対１で守ろうとすれば問題が生じると理解しているからだ。防御するには常にダブルチームが必要になる。これによりピッチの別のエリアにフリーの選手が生まれる。あとはそのフリーの選手をどう見つけるかだ。これがカオルの大きな貢献だと思う。

　それに加えて、私たちは彼のゴールも必要だ。どのチームもトッププレイヤーに依存しており、彼は我々のトッププレイヤーの１人だ。だからこそ彼の貢献は計り知れないんだ」

　サンダーランド戦で先発復帰は果たせるのか。32歳の若き指揮官は「先発の選択肢ではあるが、様子を見よう。個々の選手にとって最善の判断を医療スタッフと協議する必要がある」と答えた。あくまで慎重にエースのプレータイムを増やしていく構えだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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