選手権を沸かせるのは誰だ? 川崎内定ドリブラーや連覇狙う“前育”の司令塔など、今大会の注目プレーヤーを一挙紹介!~MF編

2025年12月18日 高校サッカーダイジェスト編集部

12月28日にいよいよ開幕

右上から時計回りで柴野(前橋育英)、安藤(流経大柏)、長(昌平)、福島(神村学園)。選手権注目MFを紹介。写真:滝川敏之、永島裕基、福冨倖希

 第104回全国高校サッカー選手権が、いよいよ12月28日に開幕する。

 ここでは大会開幕に先駆け、高校サッカーダイジェストが厳選した今大会の注目プレーヤーを紹介。プロ内定や世代別代表選手、チームのエースなど、将来が楽しみな有望株たちは一年の集大成となるビッグトーナメントでどんなプレーを見せてくれるか。第2回はMF編だ。

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【高校サッカーダイジェスト厳選/選手権注目タレント】
Part.2 MF編

島谷義進
流経大柏(千葉)/3年/水戸加入内定
水戸内定のボランチは「絶対に勝てる」と豪語する対人の強さと両足での強烈なキックが売り。準優勝した昨季の選手権では出場時間こそ少なかったが、全試合でベンチ入り。「日本一への想いは人一倍強い」と意気込む。

長 璃喜
昌平(埼玉)/3年/川崎加入内定、U-18日本代表
緩急をつけたドリブルが持ち味で、一度ボールを持ったら相手はファウルなしでは止められない。突破力だけでなく得点力も強みで、県予選決勝ではハーフウェーライン手前、50メートルの独走から圧巻の決勝点を叩き込んだ。
 
鈴木悠生
東海学園(愛知)/3年
小中学生時代に掛け持ちしたフットサルで身に付けたテクニックが光る司令塔。ボランチの位置から試合を組み立て、機を見ては得点に繋がるスルーパスを披露する。ノーシードから選手権出場を掴む原動力となった。

川合亜門
浜松開誠館(静岡)/3年
左足の妙技を駆使した、センスを感じさせるドリブルとボールキープは一見の価値あり。附属中学の頃から期待されながら、定位置を失う時期もあったが、主将を務める今季は守備強度が増し、大黒柱として輝きを放つ。

福島和毅
神村学園(鹿児島)/3年/福岡加入内定、U-18日本代表
福岡内定の司令塔が憧れるのはアンドレス・イニエスタ。確かな技術力を活かして滑らかに持ち運び、判断良く味方にパスを繋ぐ動きはスペインの英雄を彷彿させる。守備強度も向上し、ピッチでの存在感は増している。

万代大和
岡山学芸館(岡山)/3年
技術とスピードを兼備し、学芸館のメッシの異名を取る左利きのドリブラー。大きな期待を受けて入学しながらもメンタルの不安定さを理由に昨季までは途中出場が多かったが、今季はエースとしての存在感を発揮する。

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