開幕迫る! 選手権の注目プレーヤーを一挙紹介! 世代屈指のゴールハンターや神戸内定の“規格外”も~FW編

2025年12月17日 高校サッカーダイジェスト編集部

12月28日にいよいよ開幕

右上から時計回りで伊藤(京都橘)、徳村(神村学園)、オノボ(山梨学院)、三鴨(堀越)。選手権の注目FWを紹介。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)、森田将義

 第104回全国高校サッカー選手権が、いよいよ12月28日に開幕する。

 ここでは大会開幕を前に、高校サッカーダイジェストが今大会で注目すべきプレーヤーを厳選して紹介。プロ内定選手や世代別代表、チームの主軸を担う逸材たちが、一年の集大成となる大舞台でどんな輝きを放つのか。初回となる今回はFW編だ。

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【高校サッカーダイジェスト厳選/選手権注目タレント】
Part.1 FW編

三鴨奏太
堀越(東京A)/3年
両足での正確なキックやスピード、身体の強さなどの武器を備え、得点パターンも多彩。昨季の選手権では2年生ながら得点王に輝き、主将を務める今季は点取り屋としての完成度を増している。国立行きに導く覚悟だ。

伊藤湊太
京都橘(京都)/3年/神戸加入内定、U-18日本代表
高さと速さを兼ね備えた規格外のストライカーだ。昨季の選手権でインパクトのあるプレーを披露し、U-18代表入りと神戸内定を掴み取った。今大会は、怪我で満足にプレーできなかったこの一年間の悔しさを晴らす。
 
齊藤琉稀空
東福岡(福岡)/3年
際立つのは高い身体能力。スピードとテクニックを兼ね備え、単独突破からシュートに持ち込むだけでなく、ラフなボールでも前線で確実に収めて、チームの攻め上がりを促す。今季の東福岡の生命線と言える存在だ。

大森風牙
高川学園(山口)/3年
昨季の選手権で青森山田から2ゴールを奪い、U-17高校選抜に駆け上がった。得点への拘りが強くスランプに陥る時期もあったが、「守備でチームを波に乗せたい」とフォア・ザ・チームの意識が高まりひと皮剥けた。

青木嘉宏
帝京大可児(岐阜)/3年
日本代表のMF鎌田大地に憧れを持つセカンドトップ。脱力した状態で相手の逆を巧みに突き、パスとドリブルで決定機を作る。「自分が決めてチームを勝たせたい」と意気込む今季は、エースとしての存在感を増している。

徳村楓大
神村学園(鹿児島)/3年/町田加入内定
町田内定のアタッカーが絶大な自信を持つのは、俊足を活かしたドリブルと決定力。プレー強度が高くゴール前へのスプリントを何度も繰り返す。攻撃だけでなく守備時の走力でもチームに貢献できる、現代型のFWだ。

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