「申し訳ない気持ちでいっぱいです」JFL降格の沼津が鈴木秀人監督の退任を発表「サポーターの皆さまの存在は大きな支えでした」

2025年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

今年9月から指揮官に就任

沼津が鈴木監督の退任を発表した。

 J3のアスルクラロ沼津は12月16日、鈴木秀人監督の退任を発表した。

 静岡県出身の51歳は、現役時代はジュビロ磐田一筋で活躍。引退後は古巣のアンダー世代のチームで指導者のキャリアをスタート。トップチームの監督や強化部長なども務めた。2023年に沼津のトップチームのコーチに就任。25年9月に中山雅史監督の退任に伴い、後任に就いた。

 最下位と低迷するチームの立て直しを託されたが、思うような結果を残せず。J3・JFL入れ替え戦で、沼津は今季JFLで2位のレイラック滋賀に2戦合計3-4で敗れ、無念のJFL降格が決まった。
 
 クラブの公式サイトを通じて、鈴木監督は次のようにコメントした。

「このたび、アスルクラロ沼津の監督を退任することになりました。シーズン途中での監督就任以降、チームの再浮上と残留を目ざして戦ってまいりましたが、JFL降格という結果となり、クラブを支えてくださっているすべての皆さまに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 選手は、最後まで苦しい状況と向き合いながら、懸命に取り組んでくれました。その日々を結果として実らせることができなかったことを、今も重く受け止めています」

 また、ファン・サポーターには「厳しいシーズンを通しても、変わらず声援を送り続けてくださったサポーターの皆さまの存在は、私たちにとって大きな支えでした。その想いに応えきれなかったことが、何より心残りです。これまで本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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