「検討している」公式戦19発!無双する上田綺世にイタリア名門が関心と現地報道! セリエA得点王を「想起させる」とスカウトも太鼓判

2025年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃強化でも周囲を見渡している」

好調を維持し続けている上田。(C)Getty Images

 前線強化の必要が噂されるクラブなら、移籍の可能性が取りざたされても不思議ではない。

 オランダで無双するフェイエノールトの上田綺世に、ミランが関心を寄せているという。専門サイト『Pianeta Milan』が12月13日、移籍市場の仲介役やスカウトを務めるミケーレ・フラティーニ氏の見解を伝えた。

 移籍3年目の今季、上田はエールディビジで15試合に出場して18得点。ヨーロッパリーグを含めて19得点と、早くも20ゴールに迫る勢いでチームを支えている。

 一方、ミランはその上田の前任としてフェイエノールトでエースだったサンティアゴ・ヒメネスや、新加入のクリストファー・エンクンクが、リーグ戦で今季まだ無得点。クリスティアン・プリシックがチーム得点王で、ラファエウ・レオンをトップに起用することもあり、9番獲得の可能性が取りざたされている。
 
 フラティーニは「ミランは攻撃強化でも周囲を見渡している。検討しているのはケガから復帰したアタランタのジャンルカ・スカマッカと、フェイエノールトのアヤセ・ウエダだ」と話した。

「ウエダは(昨季のセリエA得点の)マテオ・レテギをすごく想起させる。ライン間で動き、スペースを突いて、ボールをうまくコントロールするんだ。常に準備を整えていて、800万ユーロ(約14億4000万円)を払って1500万ユーロ(約27億円)でリセールできる。ミランに払える金額だ」

 マッシミリアーノ・アッレーグリ新監督の下で、スクデットを獲得しての復権も期待されているミランが、上田の獲得に動くことはあるのだろうか。

 いずれにしても、ワールドカップを控えるなか、シーズン途中の移籍はリスクも伴う。昨年の冬市場でフェイエノールトからミランに移籍したヒメネスの現状がそれを物語っているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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