「受け入れがたい」劇的勝利も…90分に同点弾献上で最下位に大苦戦のアーセナル、指揮官はチームの守備を非難「消極的」「酷い癖」

2025年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「要求されるレベルにはまったく達していない」

最終的に勝利したものの、終盤に同点弾を決められたアーセナル。(C)Getty Images

 現地12月13日に開催されたプレミアリーグ第16節で、首位のアーセナルが最下位のウォルバーハンプトンと本拠地エミレーツで対戦。2-1で劇的な勝利を飾った。

 前半をスコアレスで終えたアーセナルは70分、ブカヨ・サカの右CKから相手GKによるオウンゴールで先制点を奪う。しかし、90分にトル・アロコダレに同点弾を献上。それでも90+4分、サカのクロスが今度は相手DFのオウンゴールを誘発し、勝ち越しに成功した。

 なんとか白星を手にしたものの、最下位相手にまさかの大苦戦を強いられ、ミケル・アルテタ監督は納得がいかないようだ。英衛星放送『Sky Sports』によると、終盤の守備を「受け入れがたい」と非難した
 
「我々は2~3分間、酷い守備の癖が出てしまい、深いブロックを作ったままで、完全に消極的だった。シュートを一度も打てていないチームに対して、そんなプレーをするなんて、要求されるレベルにまったく達していない。相手が初めてチャンスを作った瞬間に失点したのだ(ウルブスのゴールは3本目のシュートだった)」

 スペイン人指揮官は「終了間際に得点して勝ち切れたことに我々は安堵しているが、その点(終盤に失点したこと)については間違いなく改善が必要である」と続けた。

 アーセナルは次節、敵地でエバートンと相まみえる。智将が指摘した課題を克服できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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