「招聘は大失敗」「まったくもって酷い」日本人カルテット擁する欧州名門、新監督が就任2試合でまさかの解任危機!ファンは更迭を要求「監督人事でこれほど怒ったことはない」

2025年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「見ただけでまったく不十分と分かる」

5連覇に黄信号が灯っているセルティック。(C)Getty Images

 新体制になってまだ2試合だ。しかし、連敗スタートを喫したことで、不穏な空気が漂っている。

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人カルテットが所属する名門セルティックは、10月末から暫定的に指揮をとってきたマーティン・オニール前監督に代わり、新たにウィルフリード・ナンシー監督を招聘した。

 だが、直近で5連勝を飾るなど、7戦6勝1敗と立て直しに成功した様子だったオニール体制からチームを受け継いだナンシー政権は、初陣となった国内リーグでのハーツとの首位攻防戦を落とすと、続くヨーロッパリーグのローマ戦ではホームで0-3と完敗している。

 この結果を受け、12月14日に行われるセント・ミレンとのリーグカップ決勝でタイトルを獲得できるかどうかは、ナンシーの進退にかかわるとの見方も浮上している。実際、サポーターからは疑問視する声が相次いでいるようだ。専門サイト『67 HAIL HAIL』がSNSでの声を拾った。

「(ローマ戦で)100%解任されるべきだった」
「ナンシーは日曜が仕事を救うための試合。負けたら去るべきだ」
「ナンシー招聘は大失敗だった。まったく不十分。ここに長くいることはないだろう」
「監督人事でこれほど怒ったことはない。日曜の試合で負けたら去ってほしい。これを続けることは許されない」
「ナンシーを支持するのは難しい。まったくもって酷い。これを続けることはできない。機能していないのは明らかだ」
「見ただけでまったく不十分と分かる。彼がシーズンを救うはずがない。またオニールが引き受ける準備ができているといいな」
「セルティックの負けを望むなんて思いもよらなかった。決勝ならなおさらだ。でも、それでナンシーを取り除けるなら、自分はそれに乗る」
 
 また、『Football Insider』によると、英公共放送『BBC』のトム・イングリッシュ記者も、「今のセルティックはトリッキーな状況にある。チーム内がとても不確実になっていると思う」と話している。

「日曜の試合に勝てなければ、天が崩れ落ちてくるかもしれない。彼らは勝たなければいけない」

 OBのジョー・ハートも「新監督と新たなシステムにとっては簡単じゃない。だが、ロケット科学ではないんだ」と述べた。

「彼はすぐに学ばなければならない。日曜の試合は重要だ。自分が何に足を踏み入れているか、彼が分かっているのかは分からない」

 オニール政権で復調したかに思われたが、再び不振に陥りつつあるセルティック。波乱のシーズンはこれからどうなっていくのか。日本人選手たちの調子や起用法、去就とあわせて注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「本当に楽な組だ」「日本のグループよりよかった」韓国代表の組分けに韓国のファンは歓喜!「イタリアを避けた!」【北中米W杯】

【記事】「バカげた契約」マドリー退団→5部でプレーの22歳MF中井卓大に古巣地元メディアがチクリ「日本のSNSスター」「7試合しか出場しなかった」

【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯"本大会用ユニホーム"を一挙公開!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事