森保ジャパンのグループFは“死の組”なのか。W杯12組の難易度を大手データ会社がランキング化「オランダから首位を奪えるとすれば日本」

2025年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

最も難易度が高いのはグループJ

北中米ワールドカップの組分け一覧。 (C)SOCCER DIGEST

 世界的な大手データ会社『Opta』が、北中米ワールドカップの12組の難易度をランク付けした。

 独自に算出した各国のパワーランキング(100点満点)の平均レーティングを基に格付けしたもので、日本、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者が入ったグループFは、76.6点で3番目に難しい組と認定した。

 そのF組について、Optaはこう評している。

「Opta Power Rankingの平均(順位)が最も高いのはグループFだ 。確定している3チームと UEFA パス B の勝者の平均(順位)ランキングは 27.8 。ただし、平均レーティングに関しては、最高レーティングを獲得したチームがフランスやアルゼンチンほど優れているとは考えられていないため、わずかに低い」

「オランダ(レーティング:88.7点)はグループF首位の最有力候補だが、もしオランダから首位を奪えると確信しているチームがあるとすれば、それは日本(81.2点)だろう。チュニジア(68.3点)は、このグループで確定しているチームの中で最もレーティングが低い」

 Optaによれば、最も難易度が高い"死の組"は、前回王者アルゼンチン、アルジェリア、オーストリア、ヨルダンが入ったグループJで77.1点だった。

 とはいえ、これはあくまで平均レーティングを基に算定したもの。当然、異論もあるだろう。
 
【Optaが選定した難易度ランキング】

1位 グループJ 平均レーティング:77.1点
アルゼンチン、アルジェリア、オーストリア、ヨルダン

2位 グループI 平均レーティング:76.7点
フランス、セネガル、大陸間プレーオフ2(ボリビアvs.スリナムの勝者vs.イラク)の勝者、ノルウェー

3位 グループF 平均レーティング:76.6点
オランダ、日本、欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者、チュニジア

4位 グループH 平均レーティング:76.04点
スペイン、カーボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイ

5位 グループL 平均レーティング:75.9点
イングランド、クロアチア、ガーナ、パナマ

6位 グループK 平均レーティング:75.3点
ポルトガル、大陸間プレーオフ1(ニューカレドニアvs.ジャマイカの勝者vs.DRコンゴ)の勝者、ウズベキスタン、コロンビア

7位 グループC 平均レーティング:74.0点
ブラジル、モロッコ、ハイチ、スコットランド

8位 グループD 平均レーティング:73.2点
アメリカ、パラグアイ、オーストラリア、欧州プレーオフC(トルコ、ルーマニア、スロバキア、コソボ)の勝者

9位 グループG 平均レーティング:72.1点
ベルギー、エジプト、イラン、ニュージーランド

10位 グループA 平均レーティング:71.3点
メキシコ、南アフリカ、韓国、欧州プレーオフD(デンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランド)の勝者

11位 グループE 平均レーティング:70.7点
ドイツ、キュラソー、コートジボワール、エクアドル 

12位 グループB 平均レーティング:69.9点
カナダ、欧州プレーオフA(イタリア、北アイルランド、ウェールズ、ボスニア・ヘルツェゴビナ)の勝者、カタール、スイス

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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