マンチェスター・Uの黄金期を支えた
ベッカム(7番)の右隣がガリー・ネビル(2番)。(C)Getty Images
2026年3月31日、聖地ウェンブリー・スタジアムで日本代表がイングランド代表と対戦する。「ウェンブリー」「日本」「イングランド」で思い出すのが、1995年に開催されたアンブロカップだ。
ホスト国のイングランドに加え、ブラジル、スウェーデン、日本が参加した国際トーナメントで、その初戦で日本はウェンブリーでイングランドと戦った。
試合は48分にイングランドがダレン・アンダートンのゴールで先制。対する日本も負けておらず、62分に三浦知良のCKから井原正巳のヘッドで同点とした。このまま引き分けに終わるかと思いきや、終了間際に日本の柱谷哲二がハンド。これで得たPKをデイビッド・プラットが決めてイングランドが2−1と勝利したが、日本の奮闘が記憶に強く刻まれたゲームでもあった。
そして、この一戦でイングランド代表デビューを飾った選手を覚えているだろうか。のちにマンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えるDF、ガリー・ネビルである。
主戦場は右サイドバックで、プレミアリーグ8度制覇、チャンピオンズリーグ2回制覇、イングランド代表85キャップ、W杯2大会出場(1998年、2006年)。"親友"デイビッド・ベッカムを右サイドで支えたベストパートナー(相棒)としても知られている。
2011年2月2日に現役引退するまで、マンチェスター・ユナイテッド一筋で、リーグ400試合に出場した文字通りのレジェンドだ。
構成●サッカーダイジェストWEB編集部
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