「フラストレーションの源でしかない」痛恨ミスで“初得点”ならず…沈黙続く日本代表FWに現地メディアが厳しい指摘「獲得は失敗だったとの声も…」

2025年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレッシャーが彼の肩に重くのしかかっているのは明らか」

9月以降はスタメンの機会もない古橋。(C)Getty Images

 絶好のチャンスに決め切れなかったことは、今後に尾を響くのか。

 バーミンガムの日本代表FW古橋亨梧が、決定機を外したことで批判にさらされている。今季リーグ戦無得点でやり玉にあげられることもしばしばだったが、この機に補強は「失敗」だったと見切りをつける声も増えているようだ。

 途中出場した12月6日のチャンピオンシップ(イングランド2部)第19節サウサンプトン戦で、古橋は味方シュートの跳ね返りを押し込むだけという場面で、シュートをクロスバーの上に外してしまった。2点を追っていたチームは、結局1-3で敗れている。

 これを受け、『Football League World』は12月8日、「(リーグカップで決めた初得点から)4か月、彼はフラストレーションの源でしかなくなっている」と報じた。

「リーグ戦出場17試合で22本のシュートのうち、ビッグチャンス逸失が10回。リーグ2位タイだ。デイビス監督やサポーターから支えられてきたキョウゴだが、(サウサンプトン戦の)ミスで見方が変わった。監督は『大きな場面だったのは疑いない』『彼も割っている。決まっていれば1点差で残り20分だった』と話している」

「試合は次々とあるので、キョウゴがさらに機会を与えられる可能性は十分にある。ただ、途中出場の機会もなかったことが2回あった」
 
 同メディアは「これまでの記録から、キョウゴがどれだけゴールを決められるか、サポーターの間で期待が大きかったことは驚きではない。だが、そういったプレッシャーが彼の肩に重くのしかかっているのは明らかだ」と続けている。

「そのため、獲得は失敗だったとの声もすでにあり、これから大量得点をあげない限り、それは続くだろう。だが、現状からは、そういう(大量得点の)可能性は極めて低いと言わざるを得ない」

 レンヌでの不遇から半年で再移籍したが、厳しい状況が続く古橋。1月のセルティック退団以降、失われてしまった輝きを取り戻すことはできるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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