１年でのJ１復帰は叶わなかった。

　J２最終節で勝利し、プレーオフ（PO）出場圏内の５位に滑り込んだジュビロ磐田。望みはつないだが、J１昇格PO準決勝で、４位フィニッシュの徳島ヴォルティスと１－１のドロー。引き分けなら成績上位のチームが勝ち上がるレギュレーションにより、決勝進出はならなかった。

　何が足りなかったのか。だが、全力を尽くして戦い抜いた。その経験が糧になる。最後まで信じて応援してくれたファン・サポーターもいる。

　守護神・川島永嗣がインスタグラムを更新。527文字。不屈の42歳が想いを伝える。

「あと、一歩。あと二歩。。残念ながら、思い描いた結果には繋がりませんでした。それでも、最後の最後まで、諦めずに戦ったこのチームを僕は誇りに思います。

　特にこの最後の２ヶ月。このグループとしての成長は、言葉を超えた何かを感じるものだったと思っています。日々ぶつかり合い、要求し合い、話し合い、勝つために誰も妥協せずに準備したことが、ここまでぎりぎりの戦いをものにしてこれた要因だと思っています」

　悔しさを噛みしめ、確信する。

「今シーズンも、思うような結果を出せずに苦しみました。痛いほど分かるサポーターの皆さんの気持ちにも応えられず、歯痒い気持ちで一杯でした。

　でもこの、戦える集団なら、必ず、必ず強くなる。この悔しさがこのチームを、このクラブを必ず強くしてくれる」
 

　続けて「親愛なるサポーターの皆さん。皆さんには感謝しかありません」とし、その存在の大きさを実感する。

「諦めることもできる。歌わないこともできる。もっともっと厳しい言葉をかけることもできる。

　でもこんな僕達を信じ、最後の最後まで歌い続けてくれる無条件の愛が、苦しい時期、苦しい試合、苦しい瞬間、僕達の背中を常に押し続けてくれました。皆さんの気持ちは痛い程選手に届いています」

　そして「一年間応援、本当に本当にありがとうございました」と感謝の言葉を記し、最後は英語で綴る。「Proud of our team,Proud of our supporters.We couldn’t make it.But we will come back stronger.Thank you for your unconditional love to this club」。

　さらに強くなって戻ってくると誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？ サカダイ選手名鑑で集計！「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの？」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる