「日本はあと何年かで飛躍するよ」アルゼンチン代表主軸DFが“溢れるジャパン愛”を吐露!「W杯決勝で戦えたら最高」「彼らのジャージが欲しいんだ」

2025年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

今年6月に初来日を果たし、東京&京都を満喫

日本代表のタレント力を称えたタグリアフィコ。「すごく良いサッカーをしている」とも。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部)

 現地12月5日、米ワシントンD.C.で北中米ワールドカップの組分け抽選会が開催され、日本代表はグループFでオランダ、チュニジア、そして来年3月に決まる欧州プレーオフ(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者と同居することになった。

 抽選会の最中、溢れる日本愛を吐露したのがアルゼンチン代表DFのニコラス・タグリアフィコだ。アルゼンチン全国紙『Clarion』によると、33歳の左サイドバックは自身のストリーミングチャンネルでライブ配信に挑戦。抽選がはじまる前から「僕が対戦したいのは日本、コートジボワール、そして(プレーオフを勝ち上がってきた場合の)アイルランドかな。逆に対戦を避けたいのはノルウェー、エジプト、アルジェリアだね」と明かしていた。

 ファンから「なぜ日本と対戦したいの?」と問われると、リヨンの重鎮は「彼ら(日本)のジャージ(ユニホーム)が欲しいんだよ! せっかく行くんだから、手に入れたいよね」と回答。タグリアフィコは今年6月にプライベートでパートナーと初来日を果たし、東京や京都の観光を満喫。相撲部屋を見学するなど日本文化にも触れ、大きく感銘を受けたと明かしていた。

 さらにタグリアフィコは「日本のことが大好きで、文化にもすごく愛着があるんだ」と話したうえで、日本代表についても高い評価を与えた。「日本は本当に手強いチームで、すごく良いサッカーをしているし、ワールドカップではもう常連だ。彼らと決勝で対戦できたら最高だね」と想いを伝え、「あと3、4大会もすれば、間違いなく強豪国の仲間入りをすると思う。ヨーロッパでプレーする選手がたくさんいて、その頃には全ポジションにふたりずつ良い選手を揃えてくるだろう」と太鼓判。そして「日本の子どもたちが技術を学んでいる動画を見たことある? あと数年もしたら、彼らはとんでもなく飛躍するよ」と力説した。
 
 結果的にアルゼンチンはグループJに組み込まれ、アルジェリア、オーストリア、ヨルダンと同居することとなった。タグリアフィコは「死の組でもなんでもないね。日本とかノルウェーになるんじゃないかと予想してたけど、まるで違う結果になった」と感想を述べ、「アルジェリアは良い選手が多いから手強そうだし、決して簡単なグループではない。でも、3チームとも倒せる相手だと思う」と続けた。

 ちなみにライブ配信中、タグリアフィコは自身のユニホームコレクションを公開。そのなかには前回カタール大会決勝で優勝を飾った際のアルゼンチン代表ユニホームもあったが、「これを洗ったのかって? 洗うわけないだろ! こういうのは洗っちゃダメなんだよ」と笑いながらまくし立てていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像&動画】初来日したタグリアフィコが"東京&京都観光"を堪能する様子をチェック!

【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯"本大会用ユニホーム"を一挙公開!
 

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