「彼らは依然トップクラス」“豹変”もリバプールはリバプール…リーズ指揮官の油断ゼロ。日本代表MFのゴラッソ炸裂から中2日、王者連破へ

2025年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンC戦(2-3)→チェルシー戦(3-1)→リバプール戦

チェルシー撃破に導くゴラッソを炸裂させた田中。(C)Getty Images

 現地12月6日に開催されるプレミアリーグ第15節で、田中碧を擁する17位のリーズが、遠藤航が所属する9位のリバプールとホームで対戦する。

 昇格組のリーズは今月3日の前節で、田中のゴラッソであり待望の初ゴールなどにより、クラブ・ワールドカップを制したチェルシーに3-1で快勝。降格圏からの脱出に成功した。

 一方、昨季王者のリバプールは、上位につける昇格組サンダーランドと1-1でドロー。今季の開幕当初こそ連戦連勝だったものの、ここのところ大苦戦を強いられており、無類の強さを誇った前年とは別チームのようになっている。

 ただ当然、油断は禁物だ。リーズ公式サイトによれば、同クラブを率いて3年目のダニエル・ファルケ監督は、中2日で臨むリバプール戦を前に「彼らは依然としてトップクラスのチームだ」と心構えを説いた。

「彼らは現王者であり、昨季の優勝は当然の結果だ。素晴らしいシーズンを送った。38試合を戦うなかで、結果が思わしくない時期や、最高のパフォーマンスを発揮できない時期は必ず訪れるものだ。リバプールは今季、特に結果面で非常に好調なスタートを切った。その後はやや苦戦し、厳しい状況だ。

 どのチームにも、パフォーマンスや結果が最高レベルに達しない3試合、4試合、5試合の期間が訪れるものだ。我々が対戦するのは、ワールドクラスの選手を擁するワールドクラスのチームであることに変わりはない」
 
 マンチェスター・シティ戦(2-3)、チェルシー戦、そして今回のリバプール戦。ビッグマッチが続くなか、49歳のドイツ人指揮官はこう覚悟を示した。

「同じくトップクラスのシティやチェルシーと戦った時のように、我々は最高の状態に戻らなければならない。確かに厳しい1週間だが、チームの雰囲気は良く、準備は万全だ」

 世界王者撃破に続き、プレミア王者撃破なるか。勢いを加速させ、一部で熱を帯びるファルケ解任論を吹き飛ばしたいところだ。日本代表MF対決にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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