「世界的スキャンダル寸前」「退屈で長い」W杯組分け抽選会を欧州メディアが痛烈批判!「不快」「いかにサッカーが二の次になっているか」

2025年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

トランプ大統領が「FIFA平和賞」を授与

抽選会に登壇したトランプ大統領(左)とインファンティーノ会長(右)。(C)Getty Images

 現地12月5日、北中米ワールドカップの組分け抽選会がアメリカの首都ワシントンD.C.で行なわれた。

 ポット2の日本はF組に入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者と同組となった。

 物議を醸しているのが、抽選会の内容だ。

 アメリカのドナルド・トランプ大統領への「FIFA平和賞」の授与や、その米大統領及びFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長らのスピーチ、ライブパフォーマンス、レジェンドへのインタビューなど、とにかく抽選がなかなか始まらなかったのだ。

 クロアチアのメディア『sportske novosti』は、「式典は世界的なスキャンダル寸前だった」と見出しを打ち、痛烈に批判した。
 
「抽選会は、アメリカ大統領とFIFAのインファンティーノ会長によって、政治色が強く、不快な賛美の場と化した。数々のレジェンドが登場した、退屈で長いイベントの中で、ワールドカップではサッカーがいかに二の次になっているかを改めて認識させられた」

 少なくとも「長い」という部分は、多くの人の共感を得るに違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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