ラストマッチは敗北「まだまだ僕の力が足りない」。清水を去る秋葉監督の悔しさと感謝の気持ち「3年間ありがとうございました」

2025年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フットボールの厳しさ、難しさみたいなものを痛感」

清水でのラストマッチを終えた秋葉監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 清水エスパルスは12月6日、J1第38節(最終節)でファジアーノ岡山とホームで対戦した。

 清水はスコアレスで迎えた63分に先制点を献上。76分にも追加点を決められる。90分に髙橋利樹が1点を返すが、反撃もここまで。1-2で敗れた。

 契約満了に伴い、今季限りで退任する清水の秋葉忠宏監督が、試合後のフラッシュインタビューに対応。「フットボールの厳しさ、難しさみたいなものを痛感させられるゲームになりました」と述べ、次のように振り返った。
 
「まだまだ僕の力が足りないんだなという、こういった空気感の中でもチームを勝たせられない、選手に勝利をプレゼントできない。サポーター、ファミリーに勝利を届けられない。もっともっと力をつけて、しっかりとしたフットボールができるように、自分自身やっていきたいなと思います」

 指揮官は「1点しか取らしてあげられない。すべては監督の責任だと思います」と反省。ただ「選手たちは本当に最後の最後までよく戦ってくれた。だからこそ、もっともっと力をつけて必ず良い指導者になって、もっともっと上を目ざして僕自身もやり続けたいと思います」と語り、自身の指導者としてのレベルアップを期した。

 エスパルスを率いた3年間について問われると「本当にどんな時も打ちひしがれ、心が折れそうな時も、本当に皆さんの声援が僕らの励みになりましたし、この姿こそが清水エスパルスだと思っていますので、ぜひこれからも、どんな時も共に戦い、寄り添って大きな声で共に戦ってください。本当に3年間ありがとうございました」と感謝を伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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