「招待されたから出るわけではない」
FIFAの要職を担うヴェンゲル氏。(C)Getty Images
現地12月5日にアメリカの首都ワシントンD.C.で、北中米ワールドカップ(W杯)グループステージの抽選会が行なわれる。
アメリカ、メキシコ、カナダを舞台に繰り広げられる今大会より、出場枠が32から48に増加。それに伴い、レベルの低下が懸念されているが、FIFA(国際サッカー連盟)の国際サッカー開発責任者を務めるアーセン・ヴェンゲル氏は、全く心配していないようだ。
米大手スポーツメディア『ESPN』によれば、76歳の重鎮は抽選会を前に「48チームが適正数だと確信している。FIFA加盟211カ国の25%未満だ。つまり4チームに1チームが参加機会を得られる一方、75%のチームは依然として出場できない」と語った。
ヴェンゲル氏はさらに、一足早く48チーム制で行なわれた先月のU-17W杯に触れ、次のような見解を示した。
「出場権を得るには所属する大陸連盟のチームを破る必要があり、これが実力の証明となる。招待されたから出るわけではない。連盟内のチームを破り、かつ実力があるからこそここにいる。現在のプレーオフを見れば、対戦した選手やチームの実力が分かる。だから私は楽観的だ。U-17ワールドカップでも同じ疑問に直面したが、そのクオリティには良い意味で驚かされたよ」
アメリカ、メキシコ、カナダを舞台に繰り広げられる今大会より、出場枠が32から48に増加。それに伴い、レベルの低下が懸念されているが、FIFA(国際サッカー連盟)の国際サッカー開発責任者を務めるアーセン・ヴェンゲル氏は、全く心配していないようだ。
米大手スポーツメディア『ESPN』によれば、76歳の重鎮は抽選会を前に「48チームが適正数だと確信している。FIFA加盟211カ国の25%未満だ。つまり4チームに1チームが参加機会を得られる一方、75%のチームは依然として出場できない」と語った。
ヴェンゲル氏はさらに、一足早く48チーム制で行なわれた先月のU-17W杯に触れ、次のような見解を示した。
「出場権を得るには所属する大陸連盟のチームを破る必要があり、これが実力の証明となる。招待されたから出るわけではない。連盟内のチームを破り、かつ実力があるからこそここにいる。現在のプレーオフを見れば、対戦した選手やチームの実力が分かる。だから私は楽観的だ。U-17ワールドカップでも同じ疑問に直面したが、そのクオリティには良い意味で驚かされたよ」
優勝候補について問われると、元アーセナル指揮官はイングランドを一角に挙げつつ、キリアン・エムバペを擁する自身の母国を強く推した。
「イングランドは常に優勝圏内、つまり準決勝・準々決勝・決勝に進出する力を持っている。彼らは次のステップを踏む必要がある。その資質は備わっている。フランスが圧倒的本命である理由はただ1つだ。この国は世界中のどのチームよりも質の高いストライカーを擁している」
48チーム制の北中米W杯は一体どんな大会になるのか。まずは、抽選会に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「イングランドは常に優勝圏内、つまり準決勝・準々決勝・決勝に進出する力を持っている。彼らは次のステップを踏む必要がある。その資質は備わっている。フランスが圧倒的本命である理由はただ1つだ。この国は世界中のどのチームよりも質の高いストライカーを擁している」
48チーム制の北中米W杯は一体どんな大会になるのか。まずは、抽選会に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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