今夏に川崎フロンターレからトッテナムに移籍した高井幸大が、ついに実戦デビューを果たした。

　21歳の日本代表DFは、足底腱膜や大腿四頭筋の怪我で開幕から出遅れ、まだ公式戦でプレーできていない。

　そんななか、11月２日に行なわれたU-21チームの練習試合に先発出場。ついに実戦の場に立ったのだ。

　日本期待のCBの動向は、韓国でも注目を浴びているようだ。サッカー専門誌『Four Four Two』の韓国版は「日本サッカーが歓喜した！ 2004年生まれの超新星がついに帰ってきた」と見出しを打ち、「タカイがついにトッテナムU-21チームで試合に出た」と伝えている。
 

「彼はついにピッチに復帰した。公式戦の先発メンバーには名を連ねたわけではないが、徐々にコンディションを整え、U-21の練習試合で初出場を果たした」

　同メディアは「タカイの若さと、スターティングメンバーの豪華さを考えると、トッテナムで公式戦デビューを果たすかどうかは不透明だ。ヤン・ミンヒョクも昨シーズンに続き、経験を積むため今シーズンはローン移籍を選択した」と指摘。「しかしながら、日本では期待が高まっている」と続けた。

　昨冬にスパーズに加入した韓国が誇る19歳の天才FWヤン・ミンヒョクも、この名門ではデビューできずにレンタル生活を強いられているだけに、高井の境遇に興味津々のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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