「もう23年間もこの調子」W杯韓国戦への不満を明かした元イタリア代表FWに韓メディアが苦言「またもや根に持つ発言炸裂だ」

2025年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もう一度やり直したい試合」

日韓W杯当時のクリスティアン・ヴィエリ。(C)SOCCER DIGEST

 日韓ワールドカップ(W杯)の忌まわしき記憶は、23年の月日が経っても消えないようだ。

 現地3日、伊メディア『ラ・レプブリカ』のインタビューに応じた元イタリア代表FWのクリスティアン・ヴィエリが、「もう一度やり直したい試合」として23年前の韓国戦(日韓W杯ラウンド・オブ16)を挙げたようだ。ウェブメディア『ティーフォ・ユベントス』などが伝えている。相手のラフプレーや主審の不可解なジャッジもあり、延長戦の末に1-2の逆転負けを喫したイタリアにとっては悪夢のような試合だ。

 一連の報道を受け、韓国メディア『Xports News』が敏感に反応。以下の刺激的な見出しをつけて、ヴィエリに苦言を呈している。

「韓国人たちは恥ずかしくないのか? 恥ずかしいと思わないのか? もう23年間もこの調子...イタリアのFW、またもや根に持つ発言炸裂だ。日韓W杯ラウンド16を、もう一度プレーしたい」
 
 同メディアは韓国側のラフプレーや主審のジャッジには一切触れず、ヴィエリをこう皮肉っている。

「ヴィエリはチェ・ジンチョルの守備を振り切ってヘディングでの先制ゴールを決めただけでない。空中戦の競り合いの過程で自身をマークしていたキム・テヨンの鼻骨を折って有名になった」

 また、2019年にスペイン紙『マルカ』に掲載されたヴィエリの言葉「2002年にイタリアが敗退した時の私の姿をグラウンドで見てほしかった。何かおかしなことが起こったと気づいた。あれは本当に大きなスキャンダルだった。ワールドカップでそんなことが起こるはずがないと思った。もし私が韓国人だったら恥ずかしいだろう」も紹介。しかし、これに対する反論や言及はなく、こう記事を締め括った。

「ヴィエリ氏は依然としてイタリアが韓国に敗れて敗退したという事実に不満を抱き、再び試合をやりたい一つとして、この韓国戦を挙げている」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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