「信じられないほど最高。獅子のように勇敢で――」惜別V弾の日本代表FWを現地メディアが激賞!「彼の去就整理が最優先課題」

2025年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

相手と接触して頭部を負傷しながらゴール

オニール体制ラストマッチで躍動した前田と旗手(右)。(C)Getty Images

 現地12月3日に開催されたスコットランドリーグ第15節で、前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔が所属するセルティックが、ダンディーFCとホームで対戦。11分に前田大然が相手と接触して頭部を負傷しながらゴールを奪い、1-0で接戦を制した。

 10月27日にブレンダン・ロジャーズが電撃辞任して以来、マーティン・オニールが暫定で指揮を執り続けていたなか、MLSで評価を高めたウィルフリード・ナンシーの新監督就任が決定。この日がオニール体制でのラストマッチだった。

 体制移行を受け、地元紙『Daily Record』が複数の注目ポイントを紹介。真っ先に挙げたのが、エース前田の去就問題である。
 
「ナンシーには取り組むべきタスクが山積みだが、マエダの去就を整理することが最優先課題だ。新監督はすでに下調べを終え、このアタッカーがチームにとってどれほど重要かを理解している。もし1月以降も残留を説得できれば、彼は絶好のスタートを切れるだろう。

 マエダはダンディーFC戦で信じられないほど最高のプレーを見せた。獅子のように勇敢で、一晩中全力で走り回った。彼は突破口を開いた。他の選手なら足を出すのを躊躇うような場所に頭を突っ込んでボールを押し込み、その結果、酷い切り傷とあざを負った。それでも彼はピッチに戻り、前線で仕事を果たし、守備でも貢献した」

 日本代表FWを極めて高く評価している『Daily Record』は最後に、「28歳の彼は夏に退団すると思われていたし、新年にも去ると見られている。だが彼が残留すれば、ナンシーにとって非常に大きな意味を持つだろう」と改めて伝えた。

 攻守で躍動する前田の存在感の高さが窺える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】執念のヘッドで叩き込む!前田大然が負傷しながらも今季6点目

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