12月５日に開催される組分け抽選会を前に、様々なメディアが、出場国の最善／最悪のシナリオを掲載している。

　米英を拠点とする大手メディア『The Athletic』は、ポット１に入っている開催国カナダのグループについて考察。「最も厳しいグループ」はモロッコ、ノルウェー、UEFAプレーオフA（イタリア）、「最も楽なグループ」はオーストラリア、スコットランド、ニュージーランドとした。

　そのほか、「ホームアドバンテージが最悪のグループ」として、日本または韓国、エジプト、UEFAプレーオフB（ポーランドかウクライナ）を挙げた。
 

　同メディアは「カナダが本当に厄介なのはどの国だろうか？　韓国か日本を引き当てた場合だ」と切り出し、こう理由を説明している。

「６月24日のグループリーグ最終戦は、カナダが勝ち進むために、何もかもが重要な試合になりそうだ。バンクーバーに数時間でも滞在したことがある人なら、韓国と日本のコミュニティがどれほど熱狂的であるかを知っているだろう。どちらのファンも熱狂的で、ワールドカップになると盛大に応援に駆けつける実績がある。バンクーバーで日本か韓国と対戦すれば、雰囲気は良くなるかもしれないが、開催国にとっては有利にならないかもしれない」

　また、ポーランドかウクライナについては、トロントに移民が多い点、エジプトについては、ポット３の国の中ではサポーターが多く駆けつけると予想される点を理由に挙げている。

　日本はホームアドバンテージを活かしづらい相手だと認識されているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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