物議を醸しているのが、三笘薫に関するブライトンの投稿だ。

　英公共放送『BBC』によれば、問題となったのは、三笘とアカデミーの選手との２ショット写真。手に持っていたボードが旧日本陸軍兵士の小野田寛郎氏のものだったため、中国国民から批判が殺到し、クラブが投稿を削除して謝罪する事態となった。

　この件を受けて、ブライトンの"過去の失態"をほじくり返したのが、韓国メディア『スポーツ朝鮮』だ。一連の経緯に触れたうえで、こう伝えている。
 

「ブライトンが"親日派"として論争に巻き込まれたのは今回が初めてではない。７月に大田ハナシチズンFCから18歳の韓国人ウインガー、ユン・ドヨンを獲得し、オランダのエクセルシオールにレンタル移籍させた際、ブライトンはソーシャルメディアで韓国語ではなく日本語で移籍を発表し、韓国ファンの怒りを買った」

　同メディアは「ブライトンは2022年から『日本のスター』三笘を起用し、日本でのマーケティングに力を入れている。昨年７月にはプレシーズンツアーで日本を訪れた」と続けた。

　なぜ、このような事態に至ったのか。ブライトン関係者は『BBC』の取材について、「純粋なミス」とコメントしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】削除された三笘薫に関する投稿

【記事】「中国の皆様にお詫び申し上げます」中国から批判殺到でブライトンが削除＆謝罪した三笘薫に関する投稿はなぜ行われたのか。クラブ関係者は「純粋なミス」