指揮官の交代が、セルティックの旗手怜央を復活させたのか。

　今季、旗手は開幕から低調なパフォーマンスを批判されることが少なくなかった。チームも不振に陥り、チャンピオンズリーグ予選で敗退を余儀なくされると、国内リーグでもハーツに首位の座を明け渡す事態に。すると、ブレンダン・ロジャーズ前監督が電撃辞任するなど混迷を極める。

　だが、レジェンド指揮官のマーティン・オニールが代理として暫定的に采配を振るうようになり、スコットランドの名門は復調傾向にある。旗手もヨーロッパリーグと国内リーグのここ５試合で２得点・３アシストを記録。特にフェイエノールト戦では１得点・１アシストの活躍で賛辞を集めた。
 

　セルティックの専門サイト『Celts Are Here』によると、プレミアリーグで得点王になった経験レジェンドもあるOBのクリス・サットンは、英衛星放送『Sky Sports』で「オニールの下でハタテはまったく違う選手だと言わざるを得ない。そうじゃないか？」と称賛している。

「序盤の彼は多くの選手たちのように本当に苦しんでいたんだよ」

　不振から脱却したパフォーマンスに驚嘆しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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