予想外の落選だ。

　現地12月１日、カメルーン代表は、12月21日からモロッコで開催されるアフリカ・ネーションズカップ（AFCON）に臨むメンバーを発表。今夏にマンチェスター・ユナイテッドからトラブゾンスポルにレンタル移籍をしたアンドレ・オナナが選外となった。

　ユナイテッドでポジションを失い、トルコに活躍の場を移した29歳のGKは、代表では不動の守護神として活躍を続けてきた。直近に行なわれた北中米ワールドカップ・アフリカ予選プレーオフ準決勝のDRコンゴ戦（０－１）でも先発していた。
 

　今月開幕のAFCONも出場が予想されていたなかでの、衝撃の落選。英紙『Daily Mail』は「ユナイテッドで不振のオナナが、アフリカ・ネーションズカップのカメルーン代表メンバーから外れるという驚きの決定で、大打撃を受ける」と見出しを打ち、「29歳の守護神は、AFCONで母国の代表としてプレーすると予想されていたため、メンバーから外されたのは大きな驚きだ」と伝えた。

「オナナはこれまでカメルーン代表として53キャップを刻み、11月のワールドカップ予選でDRコンゴに０－１で敗れた試合でもフル出場していた。しかし敗戦により、カメルーンは来年の本大会出場権獲得のチャンスを失った」

　代表常連の守護神の招集外が反響を呼んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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