「本田圭佑は開幕戦ベンチ」で現地メディアが一致。去就問題に再びスポットが?

2016年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去2年連続で開幕スタメンを勝ち取ってきた本田だが…。

プレシーズンで必死のアピールを続けてきた本田だが、開幕スタメンは厳しい情勢だ。写真:Alberto LINGRIA

 現地時間8月21日の18時(日本時間の22日の1時)にトリノとのセリエA開幕戦に臨むミラン。ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督を招聘したチームが、ついに初公式戦を迎える。
 
 これに向けて『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめとするイタリア・メディアが、各々のスタメン予想を出している。
 
 システムはプレシーズンでずっと使ってきた4-3-3の採用でほぼ間違いない。まずGKは17歳の超逸材ジャンルイジ・ドンナルンマが満場一致。CBは守備の要アレッシオ・ロマニョーリが確実で、そのパートナーとしてラヌースから獲得した新加入グスタボ・ゴメス、もしくはレンタルバックしたガブリエル・パレッタと報じるメディアで二分化している。
 
 SBは右がイニャツィオ・アバーテかマッティア・デ・シリオ、左がルカ・アントネッリかデ・シリオとする予想が大半。リーベルから加わった新戦力レオネル・バンジョーニは加入直後の怪我で調整が遅れており、ベンチスタートとなる見込みだ。
 
 中盤はアンカーが主将リッカルド・モントリーボで意見が一致。見解が大きく分かれているのが2枠のインサイドハーフで、ジャコモ・ボナベントゥーラ、ユライ・クツカ、アンドレア・ベルトラッチ、そして8月17日にベジクタシュから購入した新戦力ホセ・ソサがいきなり抜擢されると綴るメディアもある。
 
 前線はCFがクラブも本人も移籍を望みながらいまだ売れ残っているカルロス・バッカで一致。ウイングは右がエムバイ・ニアングかスソ、左がボナベントゥーラかニアングと報じるところが多い。
 
 ちなみに、本田圭佑を先発と予想するメディアは皆無。過去2年は開幕スタメンを勝ち取ってきた背番号10だが、新シーズンはベンチから出番を待つことになりそうだ。
 
 最近はサンダーランドとセルタのオファーを自ら断ったとする現地報道も出ているが、開幕戦で出番がなければ再び去就問題にスポットが当たりかねない。ミランはメルカート閉鎖間際まで選手の入れ替えをするクラブだけに、なおさら目が離せない。
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