「大丈夫です!」レイソル中川敦瑛は負傷交代も、試合後は笑顔。最終節の町田戦出場にも意欲「ラスト1試合なので、痛いとか言っていられない」

2025年12月01日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

ピッチに座り込み、左膝の外側を気にして…

ボランチで先発した中川(右)。62分に負傷交代となった。写真:永島裕基

[J1第37節]新潟 1-3 柏/11月30日/デンカビッグスワンスタジアム

 11月30日に行なわれたJ1第37節、最下位のアルビレックス新潟と対戦した2位の柏レイソルは、細谷真大がハットトリックの活躍を見せて3-1で勝利した。

 柏が勝点1差で追う首位の鹿島アントラーズも勝利したため、順位に変動はなかった。一方で、逆転優勝を掴むためには、鹿島の結果次第でもあるが、勝利が絶対条件となる最終節に向けて、心配なアクシデントもあった。

 59分、瀬川祐輔のバイシクルシュートが枠を捉えられず、新潟側のゴールキックになったタイミングで、中川がピッチに座り込む。そして左膝の外側を気にして、医療スタッフと状態を確認するが、プレー続行は難しかったようで、そのまま61分に途中交代となった。
 
「足は大丈夫です!」

 試合後、中川に足の状態を伺うと、笑顔を見せた。「(最終節は)気持ち的に100パーセントでやりたいと思っていますが、あとはどれだけ回復してくれるか」ともコメントしたが、「ラスト1試合なので、痛いとか言っていられない。しっかり良い準備していきたいです」と、1週間後のFC町田ゼルビア戦への出場の意欲を語った。

 2列目が主戦場である大卒ルーキーの中川は、今季の前半戦はメンバー外が続いた。だが、原川力や熊坂光希などボランチに怪我人が増えたなかで、中盤の底にコンバートされると、新たな才能を開花。その後は定位置を確保し、欠かせない主力としてここまでチームを支えてきた。

 本人の言葉を踏まえれば、五分五分といったところなのだろう。もちろん無理はしてほしくないが、最終節を前に中川が離脱となればチームにとって大きな痛手になる。大事に至らないと祈りたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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